最先端技術を、東京ソラマチデートで感じよう。(東京ソラマチ8F編)
賑やかなレストラン街から博物館のような落ち着いた雰囲気にガラッとかわると、千葉工業大学「東京スカイツリータウンキャンパス」。
学生のみ入れるのではなく、千葉工業大学の最先端技術が公開されている体感アトラクションゾーンです。
■「AreaⅠ」は、ロボット系エリア
何かのために、誰かのために。
日々、研究・開発が行われていますが実用化に向けてまでは、縁の下の力持ちのような地道な作業だと思います。未来に思いを馳せながら「情報発信基地」へ行ってみましょう。
実演時には、スタッフのかたが展示について説明をしてくれます。時間外でもスタッフのかたと話をしながら、いろいろと教えてくれるので楽しめます。
レスキューロボットの「Rosemary(ローズマリー)」。
福島第一原子力発電所に投入された「Quince(クインス)」の後継機です。
昨年に投入された「Quince(クインス)」は通信システムが切れてそのままになっていますが2012年2月、原発対応版ロボット「Quince2号・3号」が新たに投入されました。
2号機5階で毎時880ミリシーベルト 福島第1
東京電力は13日、福島第1原発2号機の原子炉建屋内部をロボットを使って調査し、5階の原子炉の真上にあたるコンクリート床付近で、毎時880ミリシーベルトの放射線量を計測したと発表した。作業員の5年間の被曝線量上限にあたる100ミリシーベルトに約7分間で達する値で、東電は「5階に人が立ち入っての作業は困難」とみている。建屋内に目立った損傷はなかったという。
国産の災害対策支援ロボット「クインス」の改良型が、5階まで自走して測定した。今回、最高値を計測した場所のコンクリート床の厚さは約2メートルで、格納容器の上端から約3.5メートル離れているという。
約4時間にわたる調査で、ロボットの被曝(ひばく)線量は505.6ミリシーベルトで、作業員9人の被曝線量は最大で3.95ミリシーベルトだった。
2012年6月13日 20時07分配信「MSN産経ニュース」より引用
人間が立ち入ることができない作業は、ロボットの力があってこそ。原発事故は収束しておらず長い道のりの途中だということを、未だ現実に起きていることを忘れてならないと思います。
プロジェクターに接続されているパソコンは、丈夫で頑丈な工事現場でも活躍しているPanasonic「TOUGHBOOK」。どのようなものを使っているのかなど、些細なことですが小さな好奇心を育みます。
「超巨大ロボティックスクリーン」では、本物の設計図を見ることができます。
魔法のカードをテーブルに置くと画像が浮かび上がり、触れると変わります。
「ON THE FLY PAPER」といいますが、普通の紙なのに不思議です。カードは持ち帰ってもOKですが、家では魔法が使えませんのであしからず。
「火星探査船操縦シミュレーター」火星探査コックピットです。
操縦桿は同時に動かさないと、上手く動きません。動かない時には左右のバランスがよくないことになります。どのような場面でも、バランス感覚は大切なのですね。
屋内の最先端技術に触れたら、今度は自然と屋外の最先端技術を見に行きましょう。
■迫力あるスカイツリーを感じるなら「ドームガーデン」
同フロアにある「ドームガーデン」は、スカイツリーの迫力を感じるならおすすめの穴場スポットです。
プラネタリウムのドーム上部が見えることから、ドームガーデンいいます。意外と人もまばらで、ホッとできる空間です。
8Fまでのエレベーターは、混みあっている場合があります。ちなみプラネタリウム「天空」側のエスカレーターは7Fまで。プラネタリウムからダイニングフロアへ押上方面へ進んでいくと、8Fへのエスカレーターがあります。
行ってもいいのか迷ってしまいそうな雰囲気はありますが、関係者以外立ち入り禁止ではないので大丈夫です。
扉を開けたら少し右へ寄って、空を見上げてみましょう。
見上げてみると「東京スカイツリー」と「イーストタワー」に映ったダブルスカイツリーの間にいることを、実感できるスポットです。
下を覗きこむと、ビール好きにはたまらない7階「世界のビール博物館」、6階「VIVA NAPOLI」と、レストランのテラス席でみなさん楽しく食事をされています。
ドームガーデンのイーストタワー側には芝生とベンチがあります。爽やかな風が心地いいです。天候がいい日には下で食べ物を買って飲み物を片手に、ベンチでくつろぐのもいいですね。
イーストタワーのスカイツリー。
振り返ると、ドームとスカイツリーです。
東京スカイツリー側には、大きめのベンチがあります。
周囲に人があまりいない時に、寝っ転がってみましょう。
日本の最先端の技術を集結した巨大建造物が目の前です。広い空に存在感がある東京スカイツリーを、ひとり占めしている気分になります。
夜はまた違った雰囲気です。
「イーストタワー」には、夜のスカイツリーが映し出されています。
周囲に人があまりいない時は、縁台で夕涼みのように寝っ転がってみましょう。
スカイツリーのエレベーターが、瞬く星のようによくわかります。
地上で見るのもいいですが、ライトアップを近くで見ると新たな感動がうまれるのではないでしょうか。
日々、技術は進化し続けます。私たちの環境、状況も変化し続けます。
ここまでではなく、まだまだこれからです。
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