日が暮れるまでいても飽きない里で、婚活散策デートしよう。(日暮里東口編)
JR日暮里駅から成田に向かう京成線に乗り換える人も多く、スーツケースやキャリーバックを引く人を見かけます。乗り換え駅のイメージかもしれません。
日が暮れるまでいても飽きない里」と言われている日暮里。東口と西口と実は面白い婚活散策スポットです。
まずは、東口の荒川区から歩いてみましょう。
東口をを降りると目の前のバスターミナルには、太田道灌騎馬像があります。
躍動感ある銅像です。
バスロータリー右手の交番前を通り、お洒落な外観の「HABUTAE1819」から日暮里中央通りへ行ってみましょう。
尾久橋通りとの交差点付近には、EDWINの直営第1号店があります。
駅から数メートル歩いただけですが、キャリーバックを引いて人とすれ違います。
■日暮里の東口は繊維の街
問屋街と言えば、日本橋横山町を思い浮かべるのではないでしょうか。
日本橋は衣服の完成品なれば、日暮里は生地素材。
日暮里中央通り通称「にっぽり繊維街」は、約1kmに渡る繊維問屋街です。
服飾関係の学生さんや手作り好きな人、ファッション関係の人等、生地、革、ボタンやビーズなどのアクセサリー類を求めて賑わっています。
問屋街ですがほぼ小売りをしていますので、手作り小物や洋服用の生地を購入したい人にはおすすめです。ちなみに定休日は、日曜が多いかと思います。
駅や交番、店先に「にっぽり繊維街マップ」が置いてあります。
尾竹橋通りを渡ると「布の街・布の道」と書かれたフラッグはなくなりますが、まだ続いています。繊維街にあるエドウィン本社です。
折角なので、尾竹橋通りを鶯谷方面へ行ってみましょう。
商店街のようで、いろいろなお店があります。東日暮里四丁目南交差点を右折すると郵便局があり、尾久橋通りの竹台高校前交差点を渡って路地に入ります。
ねぎし三平堂の看板です。
平の字は笑顔になっていて、粋な感じです。
開堂日は「どうもすみません」にかけて水・土・日。
看板の先に、昭和の爆笑王と呼ばれている林家三平師匠の博物館「ねぎし堂」です。
落語に興味があるなら、毎月第3土曜日に落語会があります。
食事も一緒に楽しみたい人は、東京ソラマチイーストヤード7Fの「そらまち亭」でお楽しみいただけます。
尾久橋通りを日暮里駅方面進むと、日暮里中央通りと交差し戻ってきました。
ぐるっと回ってきた感じです。
■東京三大団子を味わう「羽二重団子」
かなり歩きましたので、ここで一息。
最初に目に入った「HABUTAE1819」で疲れを癒しましょう。
東京三大団子は向島の「言問団子」、上野の「鶯団子」。
もう一つは、和菓子の老舗「羽二重団子」と言われています。
老舗の味を堪能できる和風カフェです。
もっちりとして、なめらか。文人が愛した羽二重団子を、気軽に食べられます。
明るい日差しを感じながら談笑もいいですね。
老舗の趣きのある雰囲気を感じたいなら、日暮里駅から線路沿いに南へ歩くこと数分に本店があります。
中庭を見ながら、ゆっくりとされてはいかがでしょうか。
■日暮里に残る銭湯文化
もう少し日暮里東口を散策します。
日暮里・舎人ライナーの横には、駅から直結している「ステーションガーデンタワー」がそびえ立っています。
4Fには直営店の中でも最大売場面積の「EDWIN SHOP DENIM GALAXY」が入っています。
交差点を渡り銀行を右折して、すぐ左折して周囲を見渡しながら歩いていくと銭湯があります。
斉藤湯です。
日本でただ一人となった流しの三助さんこと、橘秀雪さんがいらっしゃることで有名な銭湯。男女問わず流しを受けることができ、銭湯文化を肌で感じたい人にはおすすめです。
しかし、ご高齢ということもあり残念ながら2013年12年29日に引退をされました。本当にお疲れ様でした。
入口に「わ」板がありました。
「わ」板は、お湯が沸いて営業中。
「ぬ」板は、お湯の栓を抜いたので閉店の意味です。
行った時は銭湯の定休日でしたが、誰かが板を裏返しにしたのかもしれません。
位置感覚や方向がわかっているなら、路地に入ってみるのも面白いかもしれません。
ねぎし堂近くには書道博物館があります。
街歩きで目に映るものを感じたりすることは、互いの趣味・趣向を知るきっかけになります。
交通の便、マンション、学校、商店街、スーパー等、生活感から互いの結婚への思いを語りあえるのではないでしょうか。
結婚生活がイメージできない一つに、自分の結婚についてイメージができていないことがあげられます。表面的な話だけで、結婚についての話ができなかったり質問をされても答えを濁してしまうようなら、考えていなかった部分があるのかもしれません。
曖昧なイメージだとしても、様々な人と出会う中で自分への問いが増えることで考え直したり加えたりすることができるのだと思います。
出会った時から結婚への価値観やイメージの微調整ははじまっているのです。
行ってみたい街へ出かけてみませんか?
※参考動画:Documentary film “The Last Sansuke” より
CMですが、銭湯の歴史や三助さんについて描かれています。
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