日が暮れるまでいても飽きない里で、散策デートしよう。(日暮里西口後編)

日暮里の西口を谷中銀座まで散策しましたが、何度も訪れたくなる魅力がある街です。前回は「ひみつ堂」のかき氷が食べられなかったのでリベンジなど、行きたい場所もいろいろあるかと思います。

前回とは少し変えて、谷中の賑やかな商店街から谷中の寺町風景、上野の山へと散策してみましょう。

谷中商店街を抜けると、よみせ通り商店街です。

日が暮れるまでいても飽きない里で、散策デートしよう。谷中銀座を抜けると、よみせ商店街です。

こちらの商店街は珍しく文京区、台東区が交わっている場所ですが、懐かしい向こう三軒両隣の雰囲気を感じさせてくれる下町情緒ある商店街。夜更けまで賑わいもあり、露店が並んでいたこともあって「よみせ商店街」と呼ばれています。
商店街のシンボル延命地蔵イラストは、俳優の中尾彬さん作。

谷中は、曲がりくねり道。

日が暮れるまでいても飽きない里で、散策デートしよう。谷中銀座を抜けると、よみせ商店街です。

道灌山通り(西日暮里方面)へ進むと、延命地蔵が安置されています。

日が暮れるまでいても飽きない里で、散策デートしよう。よみせ商店街には地蔵菩薩が安置されています。

長野県南佐久の古刹黄蘗宗玉井山法城院に伝わる地元でも評判のお地蔵さま。地元出身のかたがお寺にお願いして、当地にお移しして安置お祀りしたとのことです。
延命地蔵尊縁日は毎月24日。

行き当たりバッタリでも楽しめる谷中。
路地や街の風景に、猫が似合ういます。

日が暮れるまでいても飽きない里で、散策デートしよう。谷中は猫が似合う街。

谷中では、猫とたわむれている人をよく見かけます。実は、猫が増えないように去勢避妊や、糞の掃除等をボランティアの方々の活動があります。訪れた人と猫、地域とのふれあいを大切にサポートしているのがうかがえます。

邪魔にならないように路地へ入りながらくねくね歩くと、坂下の石畳に富士山が描かれていました。

日が暮れるまでいても飽きない里で、散策デートしよう。富士見坂からの富士山も最高に美しいようです。

ダイヤモンド富士で有名な、富士見坂です。よくみると、街灯にも富士山です。

日が暮れるまでいても飽きない里で、散策デートしよう。23区で坂から富士山が見えるのはここだけ。

「ここから富士山が見えるんだな」と思い佇んでいると、地元のかたが声をかけてくださいました。大きなマンションが建つことで、これまでの富士がみられなくなるとのことです。23区の坂から富士山がみえる場所はここだけ。いつの時代も、世界遺産の富士山の眺めを残しておきたいと切に願います。

日が暮れるまでいても飽きない里で、散策デートしよう。富士見坂上から諏訪通りに出ます。

富士見坂を背にして左を向くと二手に分かれた道の右に諏方神社、左はJR西日暮里駅方面です。右を向いた先は、最初の御殿場坂のある道です。今回は右へ直進して行きましょう。

谷中の南側へと入ります。この地域はお寺が多く点在しているので、歴史や神社仏閣好きな人にはおすすめの散策です。

築地塀と赤穂浪士ゆかりの寺として有名な、観音寺です。

日が暮れるまでいても飽きない里で、散策デートしよう。観音寺は、赤穂浪士ゆかりの寺と呼ばれています。

赤穂浪士入りの会合が開かれていたようです。

江戸時代、日蓮宗寺院を参拝する「江戸十大祖師」が盛んでした。
そのおひとり「除厄・安産しゃもじ(飯匙)の祖師」瑞輪寺です。
日が暮れるまでいても飽きない里で、散策デートしよう。江戸十祖師の一つである安産飯匙の祖師。

安産しゃもじの由来は、妻が難産でと救いを求められた日蓮大聖人が、しゃもじを手に取り御題目をしたため、しゃもじを抱えたら安産だったとか。しゃもじは、福をすく縁起物だともいわれます。

谷中風景の一つに、ヒマラヤ杉があります。

日が暮れるまでいても飽きない里で、散策デートしよう。ヒマラヤ杉は、圧巻です。

鉢植えのヒマラヤ杉がこんなにも大きくなるとは驚きです。
夏場は、とても涼しく気持ちがいい場所です。
しかし、平成24年3月、この一画の土地の売却から伐採される可能性が出てきました。。商店街、寺院、住民のかたがた町ぐるみの活動として「ヒマラヤ杉と寺町谷中の暮らしと文化、町並み風情を守る会」が発足しました。

日が暮れるまでいても飽きない里で、散策デートしよう。ヒマラヤ杉のある谷中の風景。

ヒマラヤ杉の成長と共に、子供の成長や、家族、自分の成長を重ねている人もいるのではないでしょうか。個人的に感じたことは、この風景が谷中らしさなのではないかと思います。

寺町は高台にあるのがわかります。

日が暮れるまでいても飽きない里で、散策デートしよう。谷中の南側の高台には、寺町がたくさんあります。

上野方面へ谷中の雰囲気を楽しみながら歩くと、大きな道に出ます。左折して直進すること数分、江戸商家の建築洋式を見学できる「旧吉田屋酒店」のある上野桜交差点を左折。言問い通りを線路方面へ進むと、上野桜木二丁目交差点へ出ます。
また、線路方面(日暮里)へ向かうので、路地に入っても言問通りを意識しながら、話しながら歩いてもいいですよね。

谷中霊園へ続く並木道にあるフランス菓子店「パティシェ イナムラショウゾウ」です。

日が暮れるまでいても飽きない里で、散策デートしよう。ドアマンがいる「パティシェ イナムラショウゾウ」

ドアマンは、パティシエさんが交代でされているとのことです。扉を開けてケーキを手渡している姿も同じで、ホスピタリティを感じます。

イートインありませんがレジのかたに「ベンチで」と伝えるとスプーンをつけて、店内ではなく外まで持ってきてくれます。
持ち帰りの時間が長いので、上野の山のモンブランをいただくことにしました。

日が暮れるまでいても飽きない里で、散策デートしよう。「パティシェ イナムラショウゾウ」の上野の山のモンブランは絶品!

土台のスポンジに、マロンクリームと、カスタードクリーム、生クリームは濃厚ですが甘さ控えめで、どっしりとしています。ケーキ好きにはたまりません。

また、持ち帰りにして上野公園の噴水広場やベンチに腰かけて食べたり、グリーンサロンに併設されてい無料休憩所を利用してみては。その際にはスプーンを付けていただきましょう。
蓮の花が見頃となる7月下旬から8月上旬には、夕涼みがてら不忍池に立ち寄ってみるのもいいのではと思います。

日暮里から上野まで、寄り道散策にはちょうどいい距離かもしれません。
上野台地や本郷台地の谷間を感じながら、何かを見つけたり味わったりしてみてはいかがでしょうか。

谷根千散歩は、食べどころ見どころがたくさんあります。
二人で道を創るようにオリジナル散歩から、一緒にいる時を思いっきり楽しんでください。




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