東京の真ん中で、愛を深める参拝デートをしよう。(大宮八幡宮編)
何気ない話の中で「一緒に行けるかも」「行きたい」思いが浮かびます。一人ではと躊躇しているようなら「一緒に行きませんか?」と声をかけやすいものですが、サインを見逃している人が多いようです。
ある日のこと、都市伝説「小さなおじさん」が話題になりました。そこで、くだらないと思うよりも「何だって?」と興味を持てたほうが楽しいですよね。
調べてみると、東京のへそと言われる杉並区の大宮八幡宮に存在するようだというので行ってみました。
神社仏閣デートは宗教的な意味合いは抜きにして、由緒ある地を歩き趣のあるデートもいいですよね。
ただ、過去に宗教の勧誘など嫌な思いをした人や他宗教もあってやんわりと、他の場所にしたい素振りをみせた時、嫌われたとかでなく相手の気持ちを知る機会になったのではと思います。
大宮八幡宮周辺には大きな公園があるので、都会の喧騒を忘れた自然溢れるデートができます。
表参道の第一鳥居から参りましょう。
高さ8mの大鳥居の先に、250mの石畳です。
振り返ると、すでに静寂の中にます。桜やツツジが開花する時期は、とても華やかでしょうね。
右手には、竹林があります。
大祓の茅の輪など、ここの竹を使用するようです。
「多摩清水社」では、蛇口をひねると、龍口から御神水がいただけます。お水をいただきに来られている人も多かったです。
立派な神門と大きな銀杏の木があります。
神門をくぐると本殿です。
くぐった左手には、女銀杏。
銀杏の木は、夫婦和合のご神木です。
右手には、黄色い絨毯が鮮やかな男銀杏。
境内には、冬空の下に可憐な桜「フユザクラ コハルビ」が咲いていました。
10月中旬から3月まで咲く「ジュウガツザクラ」蕾もあり、冬の桜を楽しめます。
夏には「大賀蓮」が咲き誇りますが、冬支度しています。
四季折々の花のある境内です。
祈祷されているかたや、新年の準備中でしたので本殿は撮影いたしませんでした。
本殿の右側には大宮天満宮。
右手には、受験生の絵馬がたくさんかけられていました。合格しますように。
本殿左には、異なる2つの木が1本の幹で結ばれています。
共生(もといき)の木です。強い絆で結ばれています。
2つの神社の右手は、大宮稲荷神社。
左手は、御嶽榛名神社です。
境内は周りやすく銀杏の木の前のベンチで、思い思いに過ごしていました。
神門の左に延びている道は、車の交通安全祈祷や駐車場入口の南参道です。
結婚式の披露宴会場でもある「清涼殿」中にティーラウンジがあるので、一休みしてはいかが。
そして、敷地内に珍しいものがあります。
「幸福(しあわせ)撫でがえる」です。
かなり大きな石を撫でて帰りましょう。
大宮天満宮を右へ進むと赤門、北神門です。
北参道から和田掘公園へ出ます。
23区内とは思えないほど静かで、冒頭の話にあった小さいおじさんは、妖精としてこの地にいるのではないかと思えるほどです。
自然を満喫しに、和田掘公園を散策してみましょう。
帰省されて、休み明けにあらためて参拝デートもいいのではないでしょうか。
初詣デートや寒い時に出かける人は、温かいものをいただいたりして楽しいデートをお過ごしください。
最良の年でありますように。