大人の嗜みで、お酒を楽しもう。

結婚相談所からの出会い、初顔合わせとなるお見合いはお茶を飲みながらのご歓談が一般的です。スーツなど、お互い正装に近い服装でお会いします。

お見合でOKとなれば次はデートと心ときめかせたいところですが、心の距離縮まったと安易に捉えると気持ちが先走ることで空回りするケースは避けたいものです。ならば、二人で連絡を取り合いながらお会いする最初のデートや食事は、簡単に言えば「お色直し」のイメージでお会いすることをおすすめします。

中には1ヶ月、3ヶ月と同じようなデートを繰り返している人もいますが、先に進むものも進みません。なぜなら、素性が見えてこないというか見せたくない、わからない人と相手には優柔不断な態度として映ります。

第一印象をよくしようと思うのは、お互い様です。
緊張もありますがスーツが戦闘服のように、どこか戦闘態勢のような雰囲気があるならスーツを脱ぐことでリラックスムードに変えることで仕切り直したり、チャンスに切り替えられます。

婚活で必ず伝えていることは、先延ばしにしないことです。

2年3年と付き合って結婚の流れではない結婚相談所からの出会いは、1ヶ月のデートに値するかのように、1日を濃密な時間軸で捉えることが成婚への秘訣です。

■常識か、固定観念か

「酒を飲む・飲まない」など嗜好はプロフィールに書かれています。
「お酒を飲むと、どうなるのか?」正直、お互いに知りたいところです。

談笑から深い話まで多種多様な対話や想いも、打ち明けたり打ち解けたり、誤解が解けたり。お酒は、人間関係の円滑酒ともいいます。
だからと言って無理に飲む必要はありません。体質に合わないのなら、上手にその旨を「明るい口調」で伝えてソフトドリンクを片手に、ワイワイ楽しめばOKです。
飲めなくてもお酒の席の楽しい雰囲気が好きな人もいますから、お見合いの申し込み時に「この人、お酒飲むんだ」「私飲めないし」と躊躇するより、申し込みをしてみることをおすすめします。直接、お会いした時に話をすればいいことです。

話を戻して、会社帰りに食事と軽く嗜む人も多いのではないでしょうか。
お酒が好きな者同士なら、ランチタイムにランチドリンクで軽い乾杯もおすすめです。もちろん、運転をしない人に限ります。

昼間から、赤ら顔はちょっとと思うことでしょう。
周囲が抑制にもなり「軽く1杯」と決めておけばいい話。
隣のテーブルで、飲んでいる人を見て「お正月や結婚式等の特別な時はいいけれど、昼からちょっと…」と思うのは、「昼間っから見っともない」等の固定観念があるのではないでしょうか。勤務が不規則な人は、昼が夜だったりします。

合う人をと探しているように見え、実は自分の価値観に合わなかったり違いを感じる時「間違い探し」になりがちです。

生きてきた環境も違えば、価値観も違う2人です。
相手の価値観を知ることに、面白さを感じられるなら上手くいくことでしょう。

大人の嗜みで、お酒を楽しもう。

■粋な大人のお酒の嗜み方

お酒の強い、弱いはあります。
甘いお酒、辛い酒と好みもあります。好きなお酒ならば、うんちくを語りたくなるものです。
知識を振りかざすような話し方ではウザイと思われ、折角の美味しいお酒も台無しです。美味しく、楽しく嗜みましょう。

例えば、女性が好きそうな可愛い名の「シェリー酒」は、フォーティファイドワイン(酒精強化ワイン)。
ブドウを搾って果汁を発酵中または発酵後、アルコールを添加したもので、アルコール度数は高めです。シェリー酒は、ワインよりも体内の吸収が早く、内臓への刺激も少ないようです。

シェリー酒には意味があるようで、愛の告白に用いられているお酒と言われています。

ちなみに世界三大フォーティファイドワインは、ポルトガルの「ポートワイン」「マディラワイン」、そしてスペインの「シェリー」

女性がシェリーを頼むと「今夜は帰りたくないわ」
男性からポートをすすめられたら「今夜は帰さないぞ」
すすめた後に女性がカクテルの「ブルームーン」を頼んだら「それはお断り」
ブルームーンの意味は、できない相談。叶わない恋。

お酒の意味がわからない人にすすめて、OKと勘違いしないように。

フランス料理などシャンパンのように、辛口なシェリー酒は食前酒としても楽しめます。食前だけでなく、食中酒や甘いシェリー酒は食後酒もあるので、好みの味をみつけてみてはいかが。

お酒の力を借りるのとは違い、緊張を解したくて嗜むこともあるでしょう。饒舌になろうとすると、お酒の量が増えます。調子に乗ってきたなと思った時は、お酒の力でエンジンがかかっていることを忘れずに、心を整えて本来の調子を取り戻しましょう。




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