日本の旅路へ@善光寺
最近。
JR東日本の駅構内で目に入るポスター、
吉永小百合さんがご出演されている大人倶楽部のCM。
…ときたら!
牛に引かれて善光寺
牛(うし)にひかれて善光寺参り
《信心のない老婆が、さらしていた布を角にかけて走っていく牛を追いかけ、ついに善光寺に至り、のち厚く信仰したという話から》思ってもいなかったことや他人の誘いによって、よいほうに導かれることのたとえ。
Yahoo!辞書 大辞泉より
願えば叶うようで、少しゆっくりとしてみたいと思っていから、
スケジュールがすぽっと空いてくれたので、行ってきました!
し・か・も、日帰り弾丸ツアーです。
「善光寺」は何度となく行ってはいましたが、「片参り」と
言われているようですので、この機会に「両参り」でと
北向観音も。
両参りは、はじめてなので、ワクワクです。
ちなみに、善光寺は来世往生。
善光寺と向かい合っている北向観音は、現世のご利益。
善光寺は、今年。
7年に一度の御開帳ですので、全国から続々と集まります。
まずは、どのような様子なのかお伝えしましょう。
善光寺周辺で交通規制を実施していることから、
ぐるりん号(循環バス)などを利用したほうがいいと思います。
車でしたら、善光寺付近まで移動するのではなく、
駅付近の駐車場を利用したほうが無難な気がします。
駐車場リサーチ、チェックをされたほうがいいですね。
元気な方は、駅からも歩けますので
善光寺表参道を散策しながら、善光寺へ行かれる
のも楽しいと思います♪
ゆっくりと歩くから、感じられることもありますし。
ま、何はともあれ楽しく参りましょう!!!!!
仲見世を通り、山門が見えてきました。
山門なんですが、二階への登楼参拝が11月30日まで。
脇から様子を見ていたのですが、靴を脱いで
急な階段を登ります。
山門からの眺めは気持ちいいんだろうな~。(想像
お時間がある方は是非。
さて。
山門をくぐりまして、本堂前には
回向柱
角度をかえてみると
本堂から綱が、回向柱に結ばれていることがわかります。
この柱は、本堂の前立本尊様の右手とつながる
「善」の綱が結ばれていて、この柱を触れることで
前立本尊様とのご縁が結ばれるということです。
澄み切った空に、凛とそびえたっています。
今更ながら、新聞記事を目にしました。
09年御開帳物語 回向柱文字入れ式、小松貫主が書き入れる
善光寺御開帳のシンボルである回向柱の文字入れ式が1日、境内の特設テント内であった。大勧進小松玄澄(げんちょう)貫主(かんす)が、一文字ずつ丁寧に書き入れていた。テント内で横向きに倒された長さ10メートルの柱に正座した小松貫主が、仏教用語で宇宙のすべてを表す梵(ぼん)字(じ)「空風火水地(きゃからばあ)」などと墨書した。他にも「家内安全」など4面すべてに文字が記された。小松貫主は「回向柱に触れることで、平和な心と、不況を乗り越える勇気を持って帰ってほしい」と語った。柱は3日に建立され、4日に開眼法要が営まれる。
毎日新聞 2009年4月2日 地方版より
文字の一つ、ひとつに思いが込められていると思うと、
見上げながら、心身共に力もこみ上げてくる、
漲ってくるような気がします。
回向柱に触れる感じは
私が行ったときは午前中でしたので、触れるまで
約15分待ちぐらいでしたが、休日となると2時間待ちぐらい!
すごすぎる列になっているようです。 (現地での話より
個人的な感想としてGW時には、
午前中に参られることをおすすめします。
せっかくなので、前立本尊様をご参拝して、
お戒壇めぐりには、回向柱同様。
あまりの列でしたので、またの機会にさせていただきました。
本堂を後にして、山門あたりで何やら賑やかな雰囲気。
赤い傘が見えたので、
サーッと、みなさん参道脇に並んびだしたので
私も一緒に並びます。
これは!
お数珠頂戴です。
本堂での法要の往復時に、法要の導師を務める
ご住職が頭を数珠で撫でいただきます。
お朝事は時間がきまっていますので、
時間に合わせて行かれる方もいます。
その時間以外、全くわかりませんので
すごくありがたいタイミングで、頂戴しました!
功徳を授けになるお数珠頂戴。
お数珠がピタッと触れた時、カチっという音が
全身に駆け巡るような感じもあり、身が引き締まる思いで
いただきました。
ありがとうございます。
これからも、上々吉なり!
まだまだ信濃路は続きます。