婚活からの失敗学

男性の婚活サポートとして、デートコンサルも含め様々な人にお目にかかります。
悩みについて、共通している点が似ていても詳細は別ものです。

婚活からの失敗学。

■セミナー派?セッション派?

1対1が基本ですが、他者の視点からシナジー効果を生むプチセッションも行います。非公開なので、ここだけの話を交えた水面下な婚活サポートです。

学びの場は大きくわけて、セミナーとセッションがあります。

セミナーは、多くの人に伝えする講師形式です。
細かいサポートを望むというより、自分で考えて習得していくスタンスの方にオススメ。
グループでの意見交換などワークショップがある講座では、目的意識も持つ人が集うことから意気投合できる機会でもあります。

婚活のセミナーへ参加される方は、愚痴や婚活ネタを披露するような「同士」を求めるより、「同志」の心持である人との出会いを意識したほうが良い意味で感化されます。意気投合した内容に、着目してみることです。

弱音とは別に、愚痴のひとつもいいたくなることもあるでしょう。悪口を吐き出すよりも、より次のいい出会いに向けて共に考え新たな思考で上書き保存をして推し進めるような仲間であれば、鬼に金棒です。
友達に限らず結婚相談所の人々も、あなたの幸せを心から願いサポートしています。結婚相談所で婚活をしている人は上手に活用したほうが賢明です。

克服したくて大勢のセミナーへの参加をする人は、機会もチャンスに変えようとしてこそ。素晴らしい心持です。
しかし、中には近況を報告し合ったり、他人と関わるのが苦手な人もいます。無理矢理にやろうとすると緊張などで自らを萎縮させます。「やってみよう」と思う関連付けがあれば、恐怖心を上回る好奇心でスポンジのように吸収していきます。

逆に、他人を褒め称えるよりも羨ましく思ってしまい、比べて自己評価を自らが下げ「どうせ私は」と恨み節になっては元も子もない。
ならば、マンツーマンのセッションの活用をおすすめします。あいまいにしてきた部分には、誰も指摘せず本人さえも着手してこなかったものがあります。メスが入ることで見て見ぬふりであったり、臭いものには蓋をしていた闇の中に、光が届けられるのです。
セッションは、現状を一歩ずつでも改善しようとする強い想いが、より良い方向へ進むような行動に結びつき状況を加速させます。

足かせになる重りは、整理していきましょう。
軽快さは笑顔に満ちた姿となり、自分自身が輝き出します。自信みなぎるオーラがあるから、輝く人は大勢の中にいても見つけやすいのです。

■失敗は改善できるサイン

食べ歩きなど旅行も好きなアウトドア系の男性。デートのプランニングは問題ありません。惨敗だったのは、自分のテリトリーから外れたデートに自信をなくしていました。前回は良かったのに、一歩進んで二歩下がるの状態です。

期間限定の展示に興味がありそうな彼女との会話から、デートプランを考えたものの正直、描いていたデートの雰囲気は真逆。彼女と話をしたくても、できない。二人でいるのに、一人でいるような感じに捉えてしまったようです。しかも、彼女のほうが詳しそうで自分の出る幕がないと思ったのでしょう。

その時の状況や感情を伺っていると「俺がリードしなくては」と思いつつ優位に立てない感情など、いくつの質問から浮き彫りになりました。
自信がないのではなく、プライドが高すぎたのです。

静かな場所なら博物館を出た後で、食事をしながらいい話。TPOをわきまえれば、その場所で深い話などできません。
「それぐらい知らないの?」と馬鹿にされている風にも感じてしまったのは、勝手な思い込みであって、場所のせいでも誰のせいでもありません。

強い自己否定感情が違った方向へ気持ちを進ませてしまいました。後悔や反省ばかりしていても先には進めません。デートでは、小さくてもできたことをピックアップして、できたことに焦点を合わせ肯定感を心に刻みます。
知らないからわからないより、相手の好きなことを知るチャンスとして活かすこと。年齢に関係なく好奇心は自分で育む大切さを例え話を交えながら、お伝えしました。

過去の経験から予測を立てることがあっても、それは「結果」です。「結論」に至るには、今流れている時の「考察」が抜けていると、同じことの繰り返しと感じるのです。
悩みには感情の波が押し寄せ、考察は静寂が包み込みます。感情的思考と客観的思考のどちらを選び取っているかは、胸の内が知っています。

次のデートでやってみることや、今すぐに取り組めるような新たな方向性で、いつでも次へ踏み出せるようにスタンバイの姿勢。彼の本気を表しています。頼もしいかぎりです。

誰しも長所があれば、短所もあります。
視点を変えてみることは、心の風通しをよくします。弱さを強さとして活かすには、アイデアツールも必要。誰かが背中を押しても、スイッチを入れるのは自分自身です。

「私は結婚する!」という決めゼリフには、ぶれない強さがあります。
結婚は相手がいることですが、だからこそ先に自分に向けた決意表明。
誰が何と言おうと結婚する決意が固まった時、最終段階は本心だからこそ、本音で本気なステージです。

さあ、スイッチオンでいきましょう。




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