子供時代を経た大人のあなたへ「STAND BY ME ドラえもん」
子供たちの夏休みも終わろうとしています。
夏休みといえば、地元のお祭りや盆踊りもイベントの一つ。
おこずかいで好きなものを買い、友達と一緒に夜遅くまで外出していられるワクワク感がありました。
時代は変わり、塾や習い事で帰宅時間が遅く就寝時間が23時という大人のような時間割な子供も少なくありません。
大人は夜更かしが当たり前となれば、ワクワクしていた感覚にも変化はあります。
子供の頃、夢中になっていたことはありますか?
成長と共に、見るものや感じるモノが変わります。
しかし、変わらないものは自分の中にあるはずです。
婚活で大切な自分を信じる「自信」。
自信が「無い」と言いますが「ある」ことを忘れてしまったともいえます。
婚活恋愛相談で、よく子供の頃や学生時の話をするのは、今の感情に「無い」と思っている「あるもの」を思いだし語ってもらう。自分の一部を感じるからです。
■子どもを経験したから感じる想い
趣味の映画鑑賞。
最近観た映画は「STAND BY ME ドラえもん」と聞いて、何を感じますか?
思わず引いてしまったようなら、幼稚さやアニメ好きとレッテルを貼っていませんか?
関心があったなら、ストーリーを知りたいと思ったり、懐かしい思い出が甦るのではないでしょうか。
映画のキャッチコピー「ドラ泣き」の賛否両論あることは一旦横に置いといて、大人になった今だからこそ心の琴線に触れるのものもあります。
それは、自分だけの感覚です。
原作とは違うドラえもんとは言われますが、劇中での表現に時間があります。
時間は有限です。
のび太くんを幸せにする「成し遂げプログラム」がドラえもんにセットされ、話が進んでいきます。未来に帰りたいと言ったなら電流が駆け巡り、のび太くんを幸せにしないと未来に帰れません。
幸せをサポートされても、のび太くん自身が踏ん張る場面は必ず訪れます。
結婚相談所のお見合でも、付添後は自分の力が試されます。自分だけではなく相手も、互いの力のかみ合わせを知る機会は見逃さないでください。
付き合っている時の悩みなど、仲人や担当カウンセラーがサポートを受けている中でも、受け入れたくない・認めたくない厳しい話もあるでしょう。
あなたがもったいないことをしていると感じこれ以上、似たようなことを繰り返さないような思い。中途半端さはなく、腹を据えて正面から向き合う姿勢には、まだまだできる。やれることがあるメッセージです。
さて、映画には「しずちゃんさようなら」「雪山のロマンス」「のび太の結婚前夜」のオススメストーリーが織り交ぜられています。
婚活視点からは、のび太くんとしずかちゃんが結婚する前日。しずかちゃんのパパと娘が話すシーンは、婚活している自分への問いかけになるかもしれません。
相手の何をみて選んでいるのか。
子供の頃の視点と、大人の視点。
今だからわかることもあるのだと思います。
■目的ある「ぼっち」がもたらすもの
婚活で、単独行動が苦手の人がいます。
恥ずかしさもあるのではと察しますが、他人からどう見られているのかも気になる。
この手の想いは手放した方が手っ取り早いです。
友達をつくるのなら、一緒でもいいでしょう。しかし、結婚となれば話は違ってきます。
隣にいる人もライバルなのです。
「誰かがいないと行けない」と言っても、食わず嫌いなのと似ていて、行ってみたら意外と大丈夫と思うことが一つの自信になります。
一人の行動は「ぼっち」ではありません。
何かしらの目的があります。
目的なくぶらっとしているようにみえても、何かと対話をしているのは自分自身。
自分が心から楽しんでいる時を、誰かしら見ているものです。
一人で映画に行ってみたり、カフェで本を読んでみる。
店員との会話や道に迷えば、人に聞いてみたり。
これまでの関わりのない他者との会話に、人とのつながりを意識したり。
小さな自信を積み重ねることは、日常にたくさん散りばめられています。
例えば、夏休み映画「STAND BY ME ドラえもん」は子供達はもちろん、家族連れ、カップルなど様々。
ゆっくりと腰かけて大画面でのドラえもん鑑賞は、子供の頃以来なのでは?
レイトショーは、大人時間。
笑い声があったり、遠くですすり泣く声が聞こえたり。DVD鑑賞もいいですが、婚活をしているのなら劇場の雰囲気を味わいましょう。
誰かの息づかいや存在を意識して過ごしてみたり、緊張して映画を観たことも忘れてしまうことのないように、場馴れすることは婚活下準備です。
さあ、出かけてみましょう!