本気で婚活するなら、事実と真実を意識しよう

本気で婚活するなら、事実と真実を意識しよう

2014年5月1日から大阪環状線の大阪駅では、故・やしきたかじん氏の「やっぱ好きやねん」が発車メロディになりました。
採用理由は「大阪を心から愛してくださったから」とのことです。

関西で絶大な人気のやしき氏。
初期の食道がんを公表し手術と治療のため休業されました。復帰を遂げてから体調不良で再度休業したのですが、2014年1月3日に亡くなられました。

2014年12月現在、やしき氏の名前がついた「たかじん胸いっぱい」「たかじんのそこまで言って委員会」「たかじんNOマネーBLACK」の冠番組が3本あります。
関西で本当に愛されていた人だったことがわかります。

関東では考えられないぐらいの本音を放送している稀な番組で、皆の心配や不安な思いを率直な声に出してくださることは、本当にありがたかったです。

■事実と真実の違い

41歳の若さで亡くなった流通ジャーナリスト金子哲雄氏の「僕の死に方 エンディングダイアリー500日」自ら筆を執られました。
やしき氏の闘病生活から亡くなられるまでを綴った「殉愛」は、メモ魔だったやしき氏のすべてのメモに基づいて書かれたものではなく、作家の百田尚樹氏が主に夫人視点から描いています。

あることのために命をささげ、命を懸けて失った意味の「殉」を使う言葉に、殉教、殉職、殉難があります。
純愛は、見返りを求めず献身的で純粋な愛といいます。

殉した純愛は、真の愛なのか。真の愛とはなんなのか。

自分雄都合の悪い人を陥れたり足を引っ張ったり、嫌なものは排除するような行動や言動は、本人はわからないよう上手くやっているつもりでも、身近な人は知っているものです。

余談ですが著書を読んだ時に、アーティストが所属する音楽事務所でデスクをしていた頃を思いだしました。当時はまだ設立したばかりの、小さな事務所でした。
年末はNHK紅白歌合戦ではなく、年越しロックフィスティバルに出続けるようなアーティストにすることが社長の意向でした。
しかし、音楽業界の注目を集めスターダムを一気に駆け上がり、今では当時のイメージとは異なるＣＭ出演や紅白出場するアーティストの活き活きとした姿を拝見すると、本人が表現したい方向性・意識の違いもあって事務所を離れたのでしょう。

事実は一つですが、捉え方が無数にあるように各人の数だけ真実があります。

著書の話に戻りますが、やしき氏の真実、夫人の真実、スタッフの真実、友人の真実と解釈は多数あるのはないでしょうか。
出版後に様々な騒動や著書について、ここでは内容に触れないこととしますが、問題が早く解決することを切に願います。

■思い込みが、すれ違いや誤解を生じる

勘違いは、思い込みや自分の期待通りではなかったことにあります。
そこで「どうせ私なんて」「やっぱりダメじゃないか」と思ってしまうと、状況がこじれてしまうのです。

こじらせないためには、どうしたらいいのでしょうか？

あなたのよき理解者で、信頼している第三者に相談することです。
客観的な意見を聞きたい思いがあれば、アドバイスを真摯に受け取り、いろいろな視点で物事を見返すことができます。これが、婚活が上手くポイントです。

例えば、話が進めば進むほど、漠然とした悩みや不安が押し寄せてきて、不安感が強くなります。

お見合での気持ちをはじめ、交際中にはほどよい距離感で見守りサポートとして、パ・ド・ドゥでは状況をお聞きします。
会員様から話を伺いつつ「確認したほうがいいかな」と思う時は直接、相手の担当者へ連絡を取ります。
片方だけではわからないので、双方の視点を持つことができるのは互いの間にいるマッチメーカー（以下、仲人）だからできることです。

2人に起きた出来事の「事実」は一つですが、自分にも相手にも「真実」があります。
各人の主観によって、解釈の違いがあります。

しっかり話をしたほうがいい時は、他の人の口を通して聞くことよりも、互いの距離を埋めるために直接話すことです。
誰かに話すことで漠然とした思いを整理して、自分の真実や悩んでいる思考をクリアにします。そして、第三者に話すことはリハーサルも兼ねているのです。

「こんな話をしてもいいのか」と躊躇せず、本気で結婚を望み、結婚相談所の場所を選んだのなら、相談できる状況を活かして婚活しましょう。