婚活の見方は、あなたの味方ですか?
「趣味が合う人がいい」と婚活ではよく聞きますが、それはなぜでしょうか?
意識して考えたことがないかもしれません。
ここで、掘り下げて考察してみましょう。
■プロフィールの見方は心の視方
プロフィールを閲覧する時、視線や思考の流れはどうでしょうか?
大きく分けて3通りの見方があります。
- 写真を見てから、プロフィールを確認する
- プロフィールをしっかり読んでから、写真を見る
- 写真・プロフィールとも、さっと目を通すぐらいな感じ
どの見方が正解というのではありません。
あなたがどのように見ていたのかを知りました。
では、上記をわかりやすく「型」にあてはめてみます。
- プロフィールの内容や写真から相手をイメージする「視覚型」
- 文字による言葉の理解、耳から入る会話や自分自身との対話をする「聴覚型」
- ドキドキワクワクや、その場の雰囲気から感じる「体感覚型」
「型」にあてはめることが目的ではありません。
理想のタイプや好みから入っていたのか、「これは外せない」と思っていることがあるのか、直感に従っていたのかなど、秘めたる想いは何かに気づくヒントになります。また、相手の仕草や発する言葉から、上記の「型」を思いだすとアプローチの仕方も見えてきます。
本音なのか見た目なのか、何を重視してプロフィールを見ていたのかは、相手とあなた自身を知る一歩です。
あなたのパターンがわかったのなら違ったパターンも取り入れて、思考の風通しをよくしてみましょう。
■趣味は共通点の一つ
趣味の音楽鑑賞一つとっても、クラッシック、ロック、POPなどジャンルは様々です。
ドライブなら海や山、湖などお気に入りの場所があるはずです。
趣味が合えば上手くいくのでしょうか?
共通点を見出しやすいのが趣味です。
趣味は合意のあるテーマなので、お互いの心の距離が近くなりやすい傾向があります。
すでに共通点のある趣味を通じて、相手の価値観知る機会にしています。
誰にも良い所悪い所があり、あなた自身に影響している「見方」を「あなたの味方」に変えられるかどうかです。
では、趣味が違っていたら相手に興味がないのでしょうか?
実は興味がないのではなく、相手が何に興味があり考えているのかを聞くよりも、自分の興味・関心事から会話をしようとしています。
そのため、相手がいるにもかかわらず、一人称の自分本位な会話にみえてしまい、会話がかみ合わず盛り上がりにかけしまうのです。
自分を知ってほしいのは、お互い様です。
相手を置き去りにしていたなら、素直に「すみません。話し過ぎちゃいましたよね」と我に返る事ことも大切です。
さらに、真剣に聞いている姿勢が伴った相槌は「相槌を打つ」だけあって、あなたが打った音が相手に響きます。
「別れることがなければ、めぐり逢うこともできない」西洋のことわざがあります。結婚相談所の婚活はいい意味で、出会いと別れがはっきりしています。
お見合の失敗など、これまでの気持ちを引きずったままでは、めぐり逢ってもわからないのかもしれません。また、何が合うかは会ってみないとわかりません。
趣味が少し違っていたとしても、価値観や物の見方が似ている部分はあるのではないでしょうか。
通り一遍なお見合から一転して、相手に関心を抱き、思いやる気持ちでお会いになってください。
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