幸せって何?結婚って何?あなたの婚活は人生哲学です。
懸命に真剣に取り組んでいるのに結果が出ない焦りや、結婚相談所を他者に移籍したいなど、婚活疲れになると今の環境を変えたくなるというか、捨て去りたくなる心境になるのもわかります。
結果となる結婚の呪縛が、あなたの行動を束縛しているのかもしれません。
■知識を得る作業から、自分に問う作業
婚活セミナーや本で得た知識を実践したけれど、思うように上手くいかなかったと悩むことはありません。すべてが叶うように、イメージしていた力が弱かったこともありません。
ケースバイケースですが、その一瞬をあなたが損得勘定で動いたのか、心から動いたのかです。
これまで知識を今回は行動に起こしたことで、次は知恵となるのではないでしょうか。
結婚相談所の婚活は、これまでの人生の延長ではなく、関係性はゼロからです。
婚活で理想像を正解と掲げていることは、婚活を束縛していることに他なりかねません。
理想像をたたき台として、幸せや結婚・家族などについて、重大な課題を哲学的に取り組むほうが気を楽にできます。
お見合やデートは、相手がいるからわかることであり、新たな自分を発見する哲学的婚活です。
■映画「しあわせはどこにある」は幸せになるヒント
自分探しの旅をする女性版の映画「食べて、祈って、恋をして」とすれば、今回の主人公は男性です。
フランス人精神科医フランソワ・ルロール氏のベストセラー小説「幸福はどこにある―精神科医へクトールの旅」が映画化「しあわせはどこにある」です。
ロンドン在住の精神科医ヘクターは、満ち足りた人生を送っていました。
患者の話を聴いていた時、自分の人生に疑問を感じ幸せを探しに世界を旅することにしました。
お金で得られる幸せ、誰かの役に立ち人から必要とされる幸せなど、旅の途中で旧友に出会い、医師として仕事の原点を感じ、さらには思わぬトラブルに巻き込まれたりします。
湧き上がる様々な感情、人との出会い、旧友との交流など、ヘクターと一緒に旅をしているかのようで、あっという間の2時間です。
探しているようで夢中になり、心に突き刺さる場面があることでしょう。
どんな状況にあっても、幸せの種を見つけ育めるかということなのかもしれません。
物事の捉え方や行動に影響する「問い」をしてみてください。
悩むとすっきりするまで答えを探そうとしますが、哲学的婚活は問いを問うことは、前進する力になります。
婚活をリセットするなら、ハウツー的な問いから哲学の問いへ、婚活の問いを変えてみましょう。
→ 婚活デートは完璧さではなく、2人でプロセスを楽しめるデートが大切です。
→ そのギャップが実は背伸びだった?!婚活立て直しのススメ