男性の道程本！婚活推薦図書「正しい保健体育 ポケット版」

男性の道程本！婚活推薦図書「正しい保健体育 ポケット版」

婚活における相談内容は、十人十色。
特に男性は、胸に秘めてしまい婚活期間を延ばしてしまっている人もいるのではないでしょうか。

ひとりで悩み抱え込む前に、カウンセラーや仲人に相談しやすい環境は、結婚相談所選びの一つです。

■生理的欲求

人間の三大欲求は、食欲、性欲、睡眠欲と言います。

睡眠は安心できる場所だからこそ、安眠できます。
安心は信頼です。一緒にいて安心できる人だから、パートナーとしてよい関係を創ることができるのです。

「美味しい食事の時に無言で食べているので、嬉しいのか美味しいのかさえわからない」というご相談がありました。

食事は食卓を囲むイメージがあります。
親のしつけもありますが「食事中は静かに食べなさいと言われてたので、つい。すみません。」と一言あれば、相手は理解できます。会話が弾み心が和むよう食事デートをしているのに、無言のままでは何の進展にもなりません。
「これ、美味しいですよね！」と共感の有無で印象は違い、表現だけでなく、言葉が足りないことで、何を考えているのかわからないと思われてしまいます。

また、食事デート後に断られるケースでは、エスコートの仕方を反省しますが食べかたを見直している人は少ないようです。

鏡を置いて、鏡に映った自分と食事をして美味しそうに食べているのか表情の確認や、食べこぼしをしていないかなど、セルフチェックは行えます。

お腹を満たすように、相手の心を満たすことも考えてみましょう。

■性への問い

両親ぐらいの年の差があれば、ざっくばらんな話もできます。
婚活は結婚する意識のある活動なので、結婚後のことも考えるからこそ、仲人やカウンセラーとの話では交際時のことだけでなく、セックスについての相談になってもいいはずです。

しかし、異性だからこそ話す内容によっては、セクハラ・パワハラだと思われるのではなかと心配する人もいるのではないでしょうか。

以前、男性の家庭科「正しいパンツのたたみ方」をご紹介しました。
今回は、男性向けの保健体育、みうらじゅん氏の「正しい保健体育 ポケット版 (文春文庫)」です。

「正しい保健体育」「正しい保健体育II 結婚編」が文庫になりました。
学生時に面白おかしくエッチな話に花が咲く体験がないのなら、保健体育の手ほどきになる一冊です。表向きは学生向けですが、大人が読んでも十分楽しめます。

いいかげんに書いてあるようで、いい加減に書かれています。
特に、婚活中なら「結婚編」は必読です。

下世話な話ではなく、男女間のセックスは愛情表現の一つでもあり、子孫繁栄の営みとしての愛を育むかたちです。

結婚を意識している婚活だからこそ「この人と？」と、男性はセックスと直接結びつけた空想をしたとしても、女性は間接的に感じます。女性は、相手とのキスがイメージできるか否かの中に、清潔感を含んでいます。
そのようなことから、生理的に受けつけない理由の一つにあげられる「清潔感」には何かしらの理由があるのです。

結婚相談所の婚活では「性行為の禁止」があります。
ルールを守り相手を大切に想う気持ちがあるか、否かです。
「してみなければわからない」というのは、やりたいだけの常套句です。

受け身だけではダメ。

強引すぎるのもダメ。

言い辛いことを言える関係性を、お互いに創れるかどうかです。
後の結婚生活において、大切な話をしたい時の態度につながることになります。

夜の営みは、夫婦生活において大切です。
ただし、それが全てではなく身体の相性は二人で創りあげていくものではないでしょうか。

みうら氏は兄貴のように、学校では教えていない保健体育を豪快に伝えています。
心強い兄さんからジョークを交えた話題から結婚・恋愛・性を考察してみてください。