婚活には声にならない声がある。耳を傾けよう!
人前では表さないとしても、心のバロメーターは各人に備わっています。
喜怒哀楽の感情について、プライベートでも大人の対応を重ねていると、表現することを忘れてはいませんか?
■「わからない」とは?
ポーカーフェイスで、物事に動じない冷静さを持っている人がいます。
「クールだ」と思う人もいれば、「何を考えているかわからない」と感じる人もいるでしょう。
ポーカーフェイスの中身はメンタルの強さなのか、感情表現が低いのか。
お互いを知るには共通体験を重ねていくことが早道なので、合わせたり譲ったり労えるような心持でないと、婚活の進展は難しくなります。
自分と同じペースで事が進むことはありますが、各人のペースがあることを忘れていると、フライング気味な思考に陥ります。
これが「何を考えているかわからない」「しゃべらない」相手に対して悶々とする悪循環です。
誰しもが声にならない声があります。
婚活では言葉にならない思いがたくさんあります。
声にならない声も、またしかりです。
声にならない声にある感情を、言葉に置きかえたいのなら、本や映画等に触れてみましょう。
感情に近い言葉やシーンが目に入り腑に落ちる感覚を大切に、気持ちの整理をして、今後の出会う人に活かせる声に耳を傾けてみてください。
■気楽に言ってしまう「何となく」にある苦痛
相手がわからない中に、自分自身についてわからないことが含まれていると「何となく」が断る理由になります。
「何となく」は便利な言葉です。
「何となく」とお断りする理由に思いを巡らせることは、結婚について何を考え最低限の条件(これはNG)が浮き彫りになるプロセスです。
当会では、お断わり理由を少し掘り下げてもらいながら、一緒に考察していきます。プロセスの省略は、婚活を遅らせている要因の一つになるので、考察はおすすめです。
考察は自分自身に向き合うとなると、重く感じることでしょう。
そんなに深く考えることはありません。深刻になりすぎると心は沈み、疲れて苦しく感じます。
婚活が苦しいと感じる時は「深刻すぎる」のです。
思い通りにいかない、理想の人がいない。
自分以外のところに苛立ちを感じるようですが、そこは相手の領域です。全てを取り仕切ろうとすると、取り越し苦労になるのではないでしょうか。
慰めやあなたの思い通りの返答への期待感は、自分自身を正当化したいのかもしれません。アドバイスは、あなた以上に客観的な視点を味方にしたほうが賢明です。
出会う人は数多ければいいように思いますが、結婚への悩みというか、迷いがあればあるほど出会う数が増えるともいえます。
条件に埋め尽くされた感情を、よりシンプルにできるのは相手がいてからこそではないでしょうか。
他者の助言を全て鵜呑みにするのではなく、「そんな考えもあるのか!」と咀嚼してあなた自身の思考にするプロセスも大切になります。
それは、あなたの許容範囲を知り、多様性を許容する幅(器)を知る機会としても、婚活を人生に活かしてください。
→ 婚活はあなたのプロジェクト、戦略を侮ることなかれ。
→ 「質す」と「正す」を思い出して、より良い関係を創りましょう。
→ 婚活迷走中!?心のサインを活かすコツとポイント