童話から学ぶ婚活おすすめ映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」

子供の頃に読んだ本は、どんな本がありますか?

図書館で借りた本、友人が読んでいた本を読みたくなったなど、本との出会いがありました。夏休みの課題図書などで強制的に読んでいた時もあれば、進んで読む時もあったはずです。
誰かに薦められても、興味がなかったので積み重なっていた本もあったかと思います。

昔の記憶と今だから感じられる想いから、眠っていた何かを引き出してみましょう。

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■童話「星の王子さま」から学ぼう

童話「星の王子さま」を一度は読み、耳にしたことがあるのではないでしょうか。
キツネと王子さまの会話で有名なシーンがあります。

「じゃ秘密を教えるよ。とてもかんたんなことだ。ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない」

サン=テグジュペリ(著)、河野万里子(訳)、P108より

今のあなたは、どのようにこの言葉を感じますか?

現代では「星の王子さま (新潮文庫)」の絵本、童話に隠された物語、幸福論、恋愛論など様々な関連書籍があります。
童話の解釈を多角面な視点から、読み解いてみる面白さがあります。

童話 婚活 誰が星の王子さまを殺したのか――モラル・ハラスメントの罠 リトルプリンス 星の王子さまと私

例えば「誰が星の王子さまを殺したのか――モラル・ハラスメントの罠」です。
モラル・ハラスメント(以下モラハラ)とは1990年代の後半にフランスの精神科医、マリー=フランス・イルゴイエンヌが提唱した比較的新しい言葉です。
モラハラを題材にした「星の王子様」は、新たな一面を垣間見る一冊です。

このとき、本質的なものは何であれ、目には見えない。という言葉は、キツネの詭弁とはまったく違った意味を帯びる。本質的なもの、つまり自分自身が迫害されたという事実、が目にみえなくなっている状態であると、その人は強迫に振り回される卑怯な人間になってしまう。それゆえ、虐待の連鎖を断つには、本質を見抜く勇気が必要なのである。

誰が星の王子さまを殺したのか――モラル・ハラスメントの罠P162より

バラやキツネなどついて「なるほどと感じた」なら、それなりの理由を感じて、少し心が軽くなるのかもしれません。
今だからあらためて「星の王子さま」を読んだ時、理解できなかった部分がスッと入ってくることもあるのではないでしょうか。

■映像化された「星の王子さま」のその先は?

童話の世界観を映像化して、星の王子様のその後を描いた「リトルプリンス 星の王子さまと私」(2015年11月21日公開)はファミリー向けだけでなく、大人も楽しめる作品です。

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本を読むとき、内容をイメージ化して自分の世界観を持ちます。
著書への共感はあっても、自分と同じような感覚で響いているかというえば、また違うのではないでしょうか。

自分のイメージを大切にしたいので、映像化されても観ないという人もいますが、それはそれとして、他の世界を見てみるのも面白いです。
ある人の脳内に広がるイメージを、スクリーンを通じて観ることができるような感じかもしれません。

また、童話を子供の頃、怖かった印象を持っている人もいると思います。
少し違和感があったとするなら、子供のような純粋さを失ったのではなく、大人になって違った視点が加わったはずです。

飛行機に乗って星の王子様と青年は、86歳のおじいさんになってもあのことが忘れられません。おじいさんの隣に引っ越してきた9歳の少女は、母に未来の道筋に向かいスケジュール管理が徹底された日常を送っていました。

この二人が出会い、星の王子さまのその先につながる新たな物語が、原作「星の王子さま」を深くも感じさせてくれます。

今だから感じておきたい作品は、今後の人生に役立つヒントがあるはずことでしょう。

童話の挿絵にあるバオバブの木は、日本では「京都府立植物園」、沖縄の海洋博公園内の「熱帯ドリームセンター」、「富山県中央植物園」。
そして、静岡県「熱川バナナワニ園」にあります。本からつながるデートもいいのではないでしょうか。

今年の冬の婚活に、心温まる作品としておすすめです。




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