婚活はセルフセキュリティを強化しよう!事実は小説よりも奇なり。「魔性の女」に美女はいない
年末年始。新しい年を迎えるにあたり、どのように過ごしますか?
仲間と一緒にカウントダウンなどで盛り上がるなど、楽しい計画を立てている人もいると思います。
婚活中なら今年の婚活疲れを癒したいからゆっくり過ごしたい、これまでの婚活をリセットした気分で新しい年を迎えたい人は、心や思考のデトックスをしましょう。
■事実は小説よりも奇なり
婚活場所は、ネットから結婚相談所まで色々です。
仲人さんやカウンセラーのように第三者が介入する出会いではなく、自分だけの心のフィルターからの出会いでは、見抜けないこともあるのではないでしょうか。
恋活婚活相談では「大丈夫かな?」と心配になることもあります。
問題が起きた時に現実を受け入れて解決策を思案するより、思いとどまっているかのように悩むことで悩み続けることを選択しているようでは、現状は変わりません。
本心は変えてしまうと関係が続かないことがわかっているので、あえて変えたくないのかもしれません。
そこで、婚活するなら目を見開いて欲しい男女の事件簿の実例をぶった切った著書『「魔性の女」に美女はいない (小学館新書)』をご紹介します。
著者は、現在TOKYO MX「5時に夢中!」の木曜コネンテーターで爆発的なキャラを発揮されている岩井志麻子氏。日本ホラー小説大賞など数々の賞を受賞されている、れっきとした作家です。
男の生涯未婚率は二十%を超え、五人に一人は生涯一度も結婚できないまま、人生を終えてしまう現実があります。また、かつて結婚はしていても離婚、死別などで中年期に一人ぼっちとなってしまい、寂しくて結婚を焦る中高年らが婚活パーティーに殺到しています。
そういう男たちが、現代の「魔性の女」たちの餌食になっているという感が否めません。ギリシャの哲学者・ソクラテスは結婚について次のような名言を残しています。
《ぜひとも結婚しなさい。もし良い妻を得たならば、あなたは幸せになるでしょう。もし悪い妻を得たならば、あなたは哲学者になるでしょう》
本書は、結婚というものをフックに、女の強かさ、計算高さ、愚かさ、男のずるさ、短絡的でだらしない幼さなどを描いていこうという趣旨です。『「魔性の女」に美女はいない』序章より
ドロドロした感じではなく、婚活ネタ話で笑いを取るようなおちゃらけ感はありません。
独自の視点で辛口の中にも、岩井氏の愛情を感じる内容で、ケース16として綴られています。
魔性の女のイメージは、相手を振り回してしまうぐらい魅力的な人といった感じでしょうか。イケンメンじゃないけれど女性にモテる男性がいるように、魔性に美人が加わるかというと、そうではありません。
魔性の人は自分を引き立たせる「適材適所」がわかっています。
クモの巣に獲物が入るよう虎視眈々と狙っているかのようにいる場所は誰かに配置されたのではなく、自分自身をわかっていて仕掛けている居場所です。p>
これまでは何かあったとしても表に出ていなかっただけで、男女にまつわる結婚詐欺が多数聞こえるようになりました。この手の話は心に余裕がないと、「この時、こんな感じだったのかも」など、自分の体験に置きかえられる思考にはなりません。
本書にも書かれていますが「まずは面白がってください」とのことです。
様々なケースをインプットして、危険な婚活道に入らないよう役立ててください。
■一人時間は自分をつくる時間
ゴロゴロしているだけではもったいない年末年始。
どこに行っても混んでいるし、初詣は一人ではちょっとと気後れすることはありません。
シャイのままでは、婚活では埋もれてしまいます。
意外と人様のことを周囲は気にしていませんので、周囲に溶け込んでみる体験になります。
喫茶店でゆっくり読書をする体験も一つです。
喫茶店に一人では入れないのではなく、一人でいることをどう見られているのかが気になるのが本音ではないでしょうか。
デートの際に立ち寄りたいお店探しも兼ねて、素敵な喫茶店を見つけてお気に入りのお店にすることもできます。
本にカバーをしていれば何を読んでいるかわからないので、特に内容を気にすることもありません。
一人の時間を怖がらず、あなたの人生をつくる時間として有意義にお過ごしくださいね。
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