迷っているあなたへ贈る、婚活推薦図書「もう迷わなくなる最良の選択」
進学、就職、転職、結婚、離婚、再婚などの大きな選択だけではありません。
お昼に何を食べるかなど、毎日何かしらの選択をしています。
ここで選択について、少し考えてみましょう。
■感情の壁をぶち破り、理性を取り戻せ!
20代の学生のように漠然と「いい人がいれば」の想いのままでは、婚活は成就できません。一つに、理想のいい人に相手をあてはめることがあります。
パズルのピースを合わせるように、合う合わないと決めていることは、安易なのかもしれません。
「いい人探し」ではなく「いい人かもしれない」と、相手の良さをどのように把握しようとしているのでしょうか。実は、プロフィールや外見という目にみえるものだけの判断であって、相手の何を見ているのかが抜けてしまっているかのようです。
見合でも合コンでも、数回重ねると目が肥えるのは条件について厳しくなる一方、人に対して目が肥えているかどうかは別です。
職場や友人知人など、自分のテリトリー以外の人を、異質だと感じているのではないでしょうか?
「こんな人いない」「ありえない」と、周囲の人物たちと比べていませんか?
結婚相談所の婚活では、この感情の壁をぶち破ることからはじまります。
これまでと同じように生活していたら、全くといっていいほど出会うことのなかった人たちです。
互いのものの考えや違いなどをわかる人であればあるほど、結婚相談所での婚活は有意義な時間になりますよ。
■なぜ人は迷うのか?
感情を優先し過ぎると、熱が加わり暴走することがあります。
恋は盲目とは、まさにこのことです。結婚を考えているからこそ理性が働き、恋愛の熱量は低くトキメキにかけるのかもしれません。
理性と感情の狭間にいるかのように思える心の立ち位置は、どちらかに偏っていることに気づくことで、フラットな位置に戻り再検討する余裕があるはずです。
迷ってしまう選択について、思考の手助けをしてくれる著書「もう迷わなくなる最良の選択: 人生を後悔しない決断思考の磨き方」をご紹介します。
仕事にプライベートにも役立つ著書です。
著者のアルボムッレ・スマナサーラ氏は、スリランカ上座仏教長老。
だからと言って、仏教について書かれた本ではありません。
結婚も、「この人と一緒になったら、人生が失敗にならないだろうか。もっと自分に合ういい人がいるのではないか」などと悩んだら、怖くなって踏み切れませんよ。
この選択が人生を左右するなんてことは、まずないのです。
それがなぜかということは、本書を読み進めていただければわかると思います。
なにげなく、さりげなくやっていることが、すべて正しい選択――、そういうしなやかな生き方を目指して、この本をヒントに、生きる知恵を開発していってください。「はじめに」より
この世に誕生してから死ぬまでの「自我」をわかりやすく、日常の悩みを例に挙げて丁寧に書かれています。
あなたが婚活に悩み、上手くいかなかったことを考えているのなら、婚活中に聞く相手への条件(内容)に、自我が強く反映されていたので「ひとりよがりの婚活」だったのかもしれません。
「自分に何ができるのか」より「自分に対してやって欲しい」気持ちが強かったと感じたのなら、これからは前者で考えていけばいいのです。
また、相槌やうなずきなど、婚活のアドバイスに「相手の話をよく聞くこと」があります。
相手の話を聞いて、ねぎらうというのは、愛情の深さの問題ではないのです。相手の存在に敬意を払って、その行動を認めてあげられるかどうかです。慈しみの心で互いを労わり合い、仲良くすることができれば、家庭は円満なのです。
結局、仲良くやっていければいいんだと考えると、何をしたらいいかが具体的になります。「どうして愛してくれないの?」と言われても答えに困りますが、どうしたらもっと仲良くできる?」だったら、いろいろ考えられます。
慈しみは自然に生まれるものではありません。自分で意識して心のはたらきをそう仕向けて身につけていくものです。慈しみが身につくと自我がなくなりますから、相手に対して、「なぜわかってくれないんだ」「何でこうしてくれないんだ」と不満に思うことがなくなります。第6章『「愛している」は錯覚だ』より
聞いているような素振りをしていても、次の質問を考えていたり、上の空な態度に相手は気づいているものです。目の前にいる相手の存在を意識しておらず、相手の話が頭に入っていなら聞いていないことと同じではないでしょうか。
ここぞという場面での選択ができるように、この著書を通じて心の洗濯をしてみることをおすすめします。
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