2話  私の散歩道 「神橋」

ども。栗林です。

出先で立寄った場所やおすすめスポット等を「私の散歩道」と題して
お伝えしようと思います。

急に「森林浴をしたい!」とばかりに、常に走りつづけていては
身も心も持たずと言いますか余裕がなくなるので、
ちょっと自分に潤いを与えてあげようとちょっと日光へお出かけ。

 

なんでも今回の目的は…

1200年の歴史から8年の歳月を経て蘇った「神橋」

平成9年からずっと工事が行なわれていて、
以前行った時には白いビニールシートがかけられていました。


総工費約8億円を投じた改修工事中だったもので、
竣功時にはお目にかかりたいと密かに思いつつ退散。

 

では、では、ご対面!
世界遺産登録後に見せた朱塗の姿に感動。
 


緑色が鮮やかな日光に朱色の輝きが目に飛び込んできます。
これまでに美しくしてくださった日本の職人さんに感謝・感激です。

 

平成17年4月20日から1年間は、仮設観覧台より
下部構造を見学できるので早速。


この橋を渡ることができたのは将軍・神主等、
一般の人は別の橋を渡っていたようです。

さぞかし昔の方々は渡ってみたい、いや、
恐れ多くて渡ることなんてできないと感じていたのでしょうかね。

様々な想いを巡らせながら現代の一般人である私は橋を渡りました。
この同じ橋を渡ることができるということは、平和なことなんだと感じつつも、
戦争や世界情勢を考えると身に詰まる思いでもあります。
皆で手をつないで橋を渡りたいと願いながら澄みきった川の流れを眺めていました。

 

さらに橋の下を生で見ることなんて、これまた初めて。
橋の歴史を知れば知るほど…説明するよりも是非、見ていただきたい!

神橋の特別公開に伴い、二荒山神社で結婚式を挙げるカップルに
新橋を渡ってもらうサービスを行なっているのですよ。

1200年で初の試みで期間は1年間。

一般客は岸の手前で戻らなければならないのですが、
新郎新婦は渡りきって引き返すことはできない。
お互いに前を向いて進み、末永い幸せを願う意味を持つ。

「それじゃ、簡単に別れられないじゃない」と思ったあなた。
別れることを最初から考えていたら、そもそも結婚はしないでしょう(苦笑)
始まりがあるから終わりがあることは必然。
相手を受け入れ、これからの全てを受け入れる覚悟で望む儀式が「結婚式」だと
私は思います。

 

古を感じながら2人の歴史を刻む。

この瞬間をいつまでも忘れないでしょう。

 

ここで一句

 

神橋の 朱色にかかる 縁結び

 
ではまた。




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