8話 穴埋症候群
ども。栗林です。
matchmakerとして”出会いの橋渡し”(会員制)はもちろん、一般の恋愛相談も
多数寄せられています。
「3ヶ月付き合っていた人と別れて、新しい人とお付き合いをしましたが、
また3ヶ月で別れてしまいました。どうして?!私の何がいけないの?!」
別れた…別れ際の「余白」で話し合うことがベスト、
納得できた別れなら次なるステップへ向かうエネルギーへ変換しやすいですよね。
“好きな気持ち”は一方通行、”付き合う”となればお互いの気持ちがあって
成立することですから。
話を聞いていると「余白期間中」に連絡がないことで「別れた」とお互いの思い込み、
縁が遠退いたと言っても過言ではないようです。
また「〇〇してくれない」と自分のイメージにあてはめ「イメージと違う」と
勘違いからはじまる。
お相手を、ありのままの姿ではなく自己所有の”色眼鏡”でしか
見ることが出来なかったようです。
電話がこないなら「ちょっと声がききたかった」と電話をすればいい。
メールがこないなら、あなたからメールをすればいい。
会いたいなら、素直に「会いたい」と言えばいい。
相手の状況を考え”責める言葉”(どうして電話をくれないの?等)ではなく、
あなたの気持ちを伝えればいい話。
意外にシンプルです。
理由はともかく「余白期間中」にお付き合いが重複していることありませんか?
別れると”心に穴が空く”ことを恐れ未然に防いでいるようですが、
実は穴は埋まっていない、埋まらないでしょうね。
「とりあえず次に行っておこうかな」というスタイルでは、次には結びつきにくいもの。
例えば、恋愛パワーの源が100%あるとします。
Aさんとの別れ際(余白)30%に落ち込みましたが、Bさんに出会たことで100%!と
いいたいけれど重複期間なので70%(100%-別れ際30%)。
またAさんと別れについて短い時間でも話し合い、全てを受け止め、
心の恋愛パワーは0%近くまで落ち込みましたが、
新たにBさんと出会ったことで恋愛パワー100%、120%と上昇。
前者は、恋愛パワーの分散です。
人と関わることは知らぬ間に、かなりのエネルギーが注がれていることに
気が付かないだけだと思います。
恋愛パワーをどのように使いこなすのかは、人それぞれ。
むやみに穴を埋めるようなことはせず、
自分を見つめるような”あなただけの時間”も大切にしてほしいと思います。
ではまた。