18話 私の散歩道 「霧島温泉郷」
ども。栗林です。
秋の連休はどこかにお出かけですか？
海外旅行、温泉、グルメの旅等”実りの秋の恵み”とてもいい季節です。
さて、今回は九州のお話。
飛行機で羽田から１時間４０分で到着する鹿児島へ。
鹿児島湾（錦江湾）市内ではなく雄大な霧島連山を眺めることのできる
霧島・姶良エリア（宮崎県寄り）へ向かい、えびの高原、高千穂河原、
霧島神宮等、大自然満喫の旅路です。
目的地途中、坂本龍馬、おりょう新婚湯治の地であります
塩浸（しおひたし）温泉に到着。
まず目に入ってきたのは「坂本龍馬お龍新婚湯治碑」
温かな眼差しで夫を見つめる妻。
京都での寺田屋事件で傷をおった坂本龍馬ですが、
西郷隆盛の勧めもあり鹿児島へ湯治もかねて
お龍さんと一緒に旅に行ったことが”日本初新婚旅行”と言われています。
龍馬にしては幕末の激動の時代、夫婦水入らずの時間を過ごせたことは
幸せだったでしょう。
西郷隆盛も好んで訪れていた日当山温泉へ立ち寄った後、ここに来たそうです。
そして「町営塩浸温泉 福祉の里」施設の脇に、小さな四角い露天風呂。
話を聞けば、龍馬が浸かったと言われています。
今は入れません（入れば丸見え）が、昔は何も無く川や木々の音を感じながら
入っていたのでしょう。
目の前に、歴史を動かした人がいた場所なんだと思ったらちょっと感動しました。
満天の星空を眺めなが露天風呂の湯に浸かる。
温泉が湧き出るように、いろいろな想いが巡るけれどかき消す必要はない。
自然に身を任せることもいい。
自分との会話をする空間。
雑念には心を静かにして、耳を傾けることでわかることがあるもの。
「フ～ッ」と思わず発してしまう言葉ですが、肩の力がスッと抜けて
心が軽くなるのがわかります。
温泉は身体だけでなく、心もほぐしてくれることを昔の人は知っていたのかも
しれませんね。
何か記念にと私のお土産は薩摩焼。
白と黒がありまして、白薩摩（白もん）は藩主御用達で使用されて、
黒薩摩（黒もん）は庶民に馴染みのある生活道具だけに
使えば使うほどいい光沢がでてくると聞いて黒を購入。
そういえば「そらきゅう」という面白い盃があって、
まさに「そらっ」と注がれたら「キュッ」と飲み干さなければなりません。
中には底に小さな穴のあいているものもあってさすが、焼酎の本場！
飲みっぷりが違います。
是非、皆さんの「秋」もお聞かせくださいね。
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台風14号により、お亡くなりになられました方々の
ご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆様に
心からお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧がされますようお祈り申し上げます。
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ではまた。
