25話  歳月人を待たず

ども。栗林です。

これまでにも気になることがありましたので、今回は心構えのお話。

前向きに取り組むのではなく、とりあえずという姿勢。
“時”は人の都合に関係なく刻々と過ぎ去り、瞬時も止まらない。

「そんなことはあたりまえだし、だから入会したんじゃない!」と意気込んだ…後、
なんとなく月日だけが流れ、とりあえず今は席を置いているだけ。
入会したことで「ここにいれば、なんとかなるかも」という安心感なのか
満足感を得られたからなのか、実際に活動せずして受身の人、
活動したとしても数ヶ月。
スポーツジムに会費だけ払って運動しないのと同じで、実際に自分が動かないと
始まらないのです。

 

とても、もった得ない話だと思いませんか?

出会うきっかけの1つとして『お見合い』を提案していますが、
単なる飲み友達等仲間を増やすサークルの雰囲気ではなく『真剣な出会い』と
いうことです。

お見合い回数が増えるにつれ、結婚に対する考えが明確になるのは
『結婚の理想と現実の狭間』を感じるリアルな場面が必ずあるので
曖昧な人は苦しくなってきます。
さらに相手と、自分と、結婚と「どう向き合えるか」です。

 

結局、入会時に「どのような心構えがあったのか」の理由は
大きくわけて2パターン。

 

心の寂しさをうめるように誰かにいて欲しい、
登録すればなんとかなるかもという考えの人。

 

心の優先順位は人生においてのパートナー探し(婚姻すること)と断言している人、
結婚する意志が強い人。

 
内心「彼が、彼女がいたらいいな」ぐらいに思っている人は、
お見合いでは迷い悩み過ぎちゃって、自らチャンスを逃すことをしている人、
見合いを断られた、数回のデートで振られた理由を考えたことがなければ、
これからも繰り返される。

 

自分の心が傷つたと感じた時こそ
『成長する過程で体験(遭遇)しなくてはならない出来事』なのです。

 

以前の生活へ戻ろうとするのか、これまでの理由等を考え自分の行動を
振り返りながらパーティーに参加したり等、今まで以上にもっと活動範囲を
広げていこうと想う気持ちになれるよう自分自身に期待できる人であって欲しいし、
日常の出会いの中でも、どのように人と接してきたのかを考える余裕は欲しい。

 

ただ嘆いている人よりも、自ら進もうと行動している人にチャンスは必ず訪れる!

 

諸事情があって休止されている人とは別に、気が向いたら活動したり、
言われるがままにお見合いをするスタンスがいいことだとは私は思えません。

ぬるま湯に浸かっているのと同じように居心地はいいでしょうが馴れ合いにすぎないし、
熱湯のように自分の想いだけに熱くなりすぎて、相手にも都合(感情)があることを
忘れがちになります。

 

私はダラダラとするよりも意識を集中させて活動することを勧めていますから、
当会の在籍期間は1年。

最初から4年も5年も在籍して欲しいと思っていませんから、
1年を経過しようとする時に在籍期間中の活動を振り返り
「これからどうするのか」を問います。

結婚、仕事、勉強、習い事…当初と優先順位に違いが出てきた時に、
本人が口にする「とりあえず」の意味を詳しくは聞きますけれど
「とりあえず、もう少し」という言葉は私は使いません。

 

この場は「とりあえず」ではないのです。

 

少し遠回りしているのかもと感じても、たどり着く場所は1つ。

現実を直視せず逃げだしたとしても、また直面することになります。
感じ方は人それぞれだし、本人が辞めたいと思うなら辞めてもいい。

ただ「1年前は結婚したいと思ったけれど、今はそれほど感じない」と思ったのなら
「今は何に興味があって、どんなことをこれから成遂げたいのか。
結婚に対してはどのように変わったのか」を、もちろん上辺だけでなく
自分の言葉で具体的に話をすることで、心の奥底にある正直な気持ちに
気がつくことが何よりだと私は思います。

 

今も大事、近い将来も大事です。

 

「ここから1年後には、どのようになっていたいのか?」を心に刻んで過ごしてください。

 
来年には、また一つ歳を重ねます。

素敵に重ねようじゃありませんか。

 

 

ではまた。




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