30話 新・八方美人のススメ
ども。栗林です。
いよいよ師走に突入しましたね!
私が師走と感じるのは、埼玉県さいたま市にある「武蔵一宮 氷川神社」の
十日市(とおかまち)。
武蔵一宮氷川神社の神事「大湯祭(だいとうさい)」にあわせて行われる
伝統ある酉の市です。
よ~ぉ パパパン パパパン パパ パン パン!
景気の良い掛け声を聞きながら歩いていくと神社境内ではかがり火がたかれ、
参道には1200以上の露店が立ち並び夜遅くまで賑わいますよ。
さあ、今年の締めくくり月でもあり、来年に向けたプランを立てる絶好の機会です。
今回は、自分改造計画@来年バージョンアップとしてのご提案話から。
ここで質問です。
Q. 八方美人のイメージは?
A. 誰からも好かれるように誰にでも良い顔をする。
でも、本当に八方美人が悪いの?
例えば…Aさんとの会話で
「そうなのよねぇ~、実はBさんってね」と相槌を打ちながらも一緒になってBさんの悪口。
Bさんとの会話では「そうそう。この間Aさんは」と相槌を打ちつつ、Aさんの悪口を言う。
はたまたCさんには「AさんにあったらBさんのこと、こんな風に言ってるのよ」と噂話。
これって、一番たち(性質)が悪いのではないでしょうか。
調子よく会話を合わせ、いかにも相手の気持ちを引きつけたつもりでいても、
所詮つもりでしかありません。
仲には、あることないことを平気で話す人がいます。
噂や悪口等は巡り巡って本人の耳に入りますから、上っ面が剥がれるのは
時間の問題。
自分の評価を高めたい、自分が主導権を握りたい、良い人だと思われたい、
嫌われたくない…等、
自分という人間に対して自信のなさの表れで、八方塞がりを自分の手で
作っていることになります。
どうしたら巻き込まれないのか…
人がウワサをしていたら耳をかさない。
悪口を言い出したら自分も言わない。
険悪なムードになってきたら「ちょっとトイレへ」と立ち去る態度をする等、臨機応変に。
面倒だからと相槌を打ったことでも、頷いたとその場に居合わせた人に
思われてしまう誤解はやめることです。
悪の連鎖を自分から立ち退かないと巣窟の住民になってしまいますもの。
では、「温和で素敵な人だわ」と好感を持っていた人に食事に誘われたとします。
レストランのオーダー時で、急に態度が大きくなる姿をみたらどう感じますか?
家族や知人も前では横柄な態度をとる人だと思わざるにはいられません。
また「私に(僕に)気があると思っていた!」と怒り出す人は、
相手の態度を本当はよく見ていなくて自分だけの感情だけに
突っ走っているのではないでしょうか。
☆新・八方美人☆
本来、四方八方にいる周囲の方と良い関係を保つため人によって
態度をかえるのではなく、自分の中に芯を持ちつつ気遣い・心配りをすることだと
私は思います。
お隣の韓国では
『八方美人』は「多芸多才な人・何でもできる優秀な人物・内面も外見も美しい人」
とほめ言葉。
全て一気にやろうとしては無理がありますので、出きることから始めてみてみませんか。
この際、心の曇りも大掃除で取ってしまいましょう!
ではまた。