44話 違いのわかる人
ども。栗林です。
♪DA BA DA~とコーヒーを飲みながらコラムを書いています。
立て続けにハッピー報告関連のお話から。
『最後』に1つ、必ず聞く質問があります。
例えばインタビュー番組で
「では、最後にあなたにとって成功とは何ですか?」のような問いかもしれません(笑)
そういう旬の話題は芸能人ならずとしても聞きたくありません?
念のため言っておきますが、興味本位ではありませんのであしからず。
何を聞いているかというとズバリ
Q、『 で 』 と 『 が 』 の違いってわかります?
A、そうそう、そうなのよ。
これまで全くといっていいほど考えなかったけれど
「あ、これなんだなっ」てわかった気がするわ。
1トーン高くなった声になり目を一際輝かせながら話てくれました。
「あれ、それ、これって書いていからわからないわ」
とパソコンの向こうで言われている気がしますので具体的に。
- この人 『 で 』 いい
- この人 『 が 』 いい
例えば…
Aさんは交際期間2年。
別れる、別れない等2人の間に危機やケンカはあったけれど、
いまさら他の人を探そうにもね。あと30までには結婚したかったし。
Bさんは、これまで付き合った人は結婚まで考えなかったというか、
考える気もおきなかったけれど、この人とは一緒に生活を共にしたいと思ったから。
世間で言う適齢期は過ぎちゃったけれどね(微笑)
理想を追い求めてすぎて「この人はダメ」「あの人はちょっと」と言う
選び方とは違います。
それは「自分の理想条件に相手をあてはめNGを出しているのでは、
いくら目の前に現れていても気がつくはずもありません」
とこれまでもコラムに書いてきましたが、刻みこんでいただきたいことなんです。
本当に。
「結婚を夢みちゃいけないの」と聞かれそうですが、夢を現実に置き換えることは
必要で、心構えをもてた方がいいと私は思います。
ガラスの靴(理想)は飾るのにはいいけれど歩くことは重くて困難。
ヒビが入ったり落とすと割れる。
皮の靴(現実)は地味かもしれない。
最初は靴擦れができたりしたけれど、履けば履くほど足に馴染み爽快に
歩ける靴になる。
ある人の結婚までの道のりを簡単に。
2人の会話に静かな空間がうまれた時に言われたプロポーズだったけれど、
出てきたた言葉が「ちょっと待って」
「そっか。じゃ、返事待ってるよ」もうそろそろ・・・
とプロポーズの言葉を口にした相手。
「待ってるよ」理解してくれる素振りをみせてくれたものの、
複雑な思いではないでしょう。
「相手も同じ気持ちだと思っていたし、そう考えてきたのは自分だけだったのか。
いや。急に言われて驚いただけだ。」の彼の気持ちとは裏腹に、
彼女は考えても、考えても結婚生活が描けない。
どこかに出かけたりご飯を食べたり一緒にしていたとはいえ、
人生のパートナーとしてはどうしても心が結婚まで動かない、動けない。
数ヶ月悩んだ末の結論だった。
あれから数年後、喜怒哀楽を素直に出せたことが結婚に結びついたようです。
それはお互いにホッとできる・安心できる間柄を作り出したからでしょうし、
本気で自分の心に耳を傾けてきたからこそ心の中にあった鎧を脱ぎ捨てることが
できたのではないでしょうか。
「 『で』 と 『が』 の違い 」 を語れる人であるよう。
ではまた。