67話  「見た目」依存の時代

ども。栗林です。

今年の初めに書いたブログコラム「自分改造計画は大人の美徳から」
読み返していました。
年末なので総決算ですね。

私の心の中で今年掲げていたテーマは 「見た目から何がわかるのか」

話さなければ本人の良さはわからないわけだけれど、
お見合いの場合、身上書(写真付き)があります。

写真の中にも、作り笑いや細く見えるように体をひねるような撮影方法ではなく、
本人にしか出せない表情を映し出したい。
活字だけでなく写真は少なくとも自分の雰囲気を伝えられる手段だから
手を抜きたくない…これは私の思いです。

 

ここで一冊の本をご紹介

「見た目」依存の時代

「見た目」依存の時代–「美」という抑圧が階層化社会に拍車を掛ける–

著者は、顔にアザやキズのある当事者を支援することを目的に設立された
NPO法人ユニークフェイス代表を務める石井政之氏。

駒沢女子大学助教授、資生堂客員研究員。
専門は化粧文化論・身体文化論。
大学では「きれいを学問する」をテーマに、化粧や美の基準を哲学的にとらえる
各種の授業を展開している石田かおり氏。

対談ではなく、対論型の交換批評本です。

 

相手と会うときに、何もわからないからとばかりに
外見からの情報で判断している他人の見た目。
このまま年をとってシワ、シミ、タルミ等が気になる自分の見た目。

年を重ねることって自分の年輪だと私は思いますが鏡の向こうに映る顔は今、
どんな表情を浮かべていますか?

 

目の奥に輝きがあるのか

いつも笑っていたから笑いシワができたのか

疲れきって虚ろな目をしているのか

美しさ、可愛さ、カッコよさ、優雅さ、凛々しさ、逞しさ、優しさ、厳しさ…etc

 

男ウケのファッションに身を包めば恋人が見つかるとしても、
女性にモテるために身なりを整えたとして、ベールをかぶっただけで、
その先は積み重ねてきたものが嫌でも噴出してきます。

徐々に自分がキツク感じてしまうことは無理をしている証拠です。
もっと断片的ではなくトータル的に今一度、自分の美学を掘り起こしてみてください。

心の奥に眠っているだけかもしれませんよ。

 

ファッション

ここでちょっと一例を。

ファッションでも「このほうがいい」頑なに言う方がいますがポリシーなのか、
プライドなのか。

 

自分の中に核を持っていることはとても良いと思います。

 

その良さもっと引き出すにはどうしたらいいのでしょう?

少しの余白を持つ「核」がしっかりしているからこそ、
人と会話をする体制を作っておくことで1つの想いが強く確信に変わるのか、
検討する余地ありなのか、自分で問う切っ掛けになります。

また気の向くままに突き進んだことが遠回りだったとしても、
自分で体験したことではじめて人から言われたことがわかるのではないでしょうか。
 

 

  • こちらにしてください

 

  • こちらはどうですか

 

 

2つの意味は全く違うことで、私は後者の提案型。

 

恋愛においても、仕事、人間関係においても極めて重要なものは

何かを一緒に考えてみませんか?

 

ではまた。




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