72話  恋する時間と駆け引き

ども。栗林です。

最近、異性と出歩くこと、話すことに緊張してしまう人の原因を探るべく
デートシュミレーション(?)のようなことをしていました。

 

女性は男性の仕草、話し方、持ち物などあらゆる角度から見ています。

意識していないとはいえ注意深い。

その逆で、男性はどういう視点なのか?は、ご本人の性格にもよりますが
探偵のように見ている人もいます。

じっと見ているので「どうかしましたか?」と質問をすると、時計の形、
指輪をどの指にしているのか、アクセサリー、ミルクはいくついれるのか等、
こと細かく言います。

思わず(おぎやはぎですけれど、何か?の口調で)
「栗林ですけれど、何か?」と言いたくもなりましたが、もちろん呑み込みました。(苦笑)

 

どうでしょう?

これでは息が詰まるし、デートの会話が頭によぎります。

 

上記の話は「報告」であって「会話」ではないことに気がついてほしいです。
相手が身に着けているアイテムをただ、眺めているだけでは何もなりません。

物だけを指すのではなく「素敵な指輪ですね」「珍しいデザインじゃないんですか」等、
その物を選んだ相手のセンスを感じながら話をすることは、緊張している場や警戒心を
和らげることにもなります。

その先で「選んだあなたのセンスが素晴らしい」と褒めたたえ伝えていることに繋がる。

あ、、、。

マニュアル本に書いてあるように言っていますが、
話す切っ掛けを自分からどう作る(切り出す)のか?です。

この場を楽しくしようと思うことはもちろん、
会話の中でどれだけ相手の気持ちに近づき、コミットできるのか。

時間を長く過ごせば過ごしただけ良いと思っている人は、
ここでちょっと見直してみてください。

 

自分で時間を味方(コントロール)にする

 

例えば、遠距離恋愛になってしまった場合。

距離や会えない時間が問題なのではなく、お互いがどのように信じ、
相手の存在価値を意識して付き合っているのかが問われます。

離れていても相手を信じられる力(これはお互いに)が弱ければ
隣の芝生がよく見えてしまうことに…。

お互いの愛の形について、誰かに試されているのでしょうかね。

 

時

話がずれてきたので、もとに戻しましょう。

相手を探るように見ている人は、同じように、それ以上に
自分も見られていると思ってください。
正直、自分が相手よりも優位に立ちたがる気持ちが、見え隠れしていませんか?

 

知り合った学生に、こんな質問をしてみました。

 

栗林: ねぇ。好きな人がいたらどんな風にアピールってするの?

A嬢: 視線を送るとか、近くにいつもいるような感じとか。

栗林: 何かワクワクしちゃうね~。

       じゃ、飲み会とかで上手く連絡先を交換した後からはどうしてる?

A嬢: メールがきてもすぐに返事は出さなくて、時間を置くことにしているんですよ。

栗林: なんで?

A嬢: だって好きでも即レスしちゃうと…。ガッツいてると思われても。(苦笑)

 

学生らしい微笑ましい恋話、可愛らしい。

学生時は時間がいつまでもあると思っています。友人関係を含め、
学問はもちろん様々な経験をしたほうがイイと思うので
「好きなら正直に好きといえちゃったほうがラクだよ~」とサラッと話をしました。

自分が駆け引きをしているようでも実は、悩みの種を自ら作っていることもあるので、
ほどほどに。

相手の気を引きたいのはよくわかります。
どれくらい好きなのか気持ちを確認したいから、ちょっと困ったことをして
相手の反応を見て、自己確認をする。

 

恋の駆け引きをしている間は疑似恋愛であって、駆け引きはテクニック。

 

駆け引きをしている自覚がある人は、相手の言動・行動に悩むことはなく、
想定外なことがあっても騒ぎ立てることはしないし、男女の駆け引きを楽しめる余裕の
ある人がするぶんにはいいでしょう。

悩むといえば、相手(または複数)にバレないようにと身勝手なことですので、
どうぞご勝手に。

しかし、上記とは別ならば意中の相手に仕向けても…と私は思います。
自分の本心を明かさずに、相手の心の内を知りたいというのは、あまりにも虫がよすぎる。

 

もう少し入り込まないと。

相手にも、自分にも。

 

恋の駆け引きをしている時間を、愛を育くもうとする時間へ。

そして、オープンマインド!

 

タイミングをあえてずらさないでほしいし、近づきたくないのなら
その気持ちを自分に問うこと。
そして、自分の言動に限らず立ち振る舞いにもあらわれているのかも。

相手も近づきたいと思っているから誘ってきたりしているわけで、
ここは自分からも近づいてみようよ。ねっ。

 

 

余談ですが、どんな手帳を使っていますか?

私は「ほぼ日手帳」でして、日々の言葉を読むのが楽しみの一つとしています。

そこに記載されていて思わず「あ~」とうなずいたお言葉をここに。

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中学校を卒業するにあたって、小学校の時お世話になった先生から
ビデオレターを頂いた時、ある先生が言った言葉です。

「自分の歳を3で割ると、それが人生の時間だ」 私達は15歳÷3=5時。

午前5時の夜明け前、今人生の夜明け前にいるのだと教えてくださいました。

あなたの人生は今何時ですか?

 

<読者のメールより>
ほぼ日手帳2007 日々のお言葉より引用
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