76話  大人の旬な恋愛映画「ホリデイ」から

ども。栗林です。

久しぶりに数回劇場に足を運んでホロッとした、
男女共にオススメしたい旬な映画の話を。

その前に、多少のネタバレがありますので。

 

holiday.jpg

ホリデイ

 

「人生に一度だけ、誰にでも運命の休暇がある」

 

相手の気持ちを知りつつ、数名を天秤にかけて自分に優位な人を
選別する人っていますよね。
また、自分の気持ちを満たしたいがために、相手の気持ちを利用する人も。

挙げればキリがないのですが、このようなタイプは一見優しいようでいて、
実はしたたか。
好きになってしまったら、したたかさに気づくまでに時間がかかるようで、
ちょっと厄介です。

 

さて、映画の主人公は2人の女性。
ロンドン在住のアイリス(ケイト・ウィンスレット)。

自分の気持ちを知っているのにも関わらず3年想いつづけた彼は、
他の女性(同じ会社で部署が違う人)と婚約してしまうのですが、
リアルな話でもありえることだと思います。

まさに、彼女が好きになったタイプは上記に当てはまる。

また、ロサンゼルス在住のアマンダ(キャメロン・ディアス)は、
同棲していた彼に浮気をしたことを問い詰めたらまんまと自白をしたので、
ここぞとばかりにパシバシッっと2発お見舞。お見事!

ビンタをした手が痛いより、やっぱり心が痛いのよ。
これじゃ、仕事にも気が入らないとネット検索していたら「ホーム・エクスチェンジ」の
サイトでアイリスの物件を探し当て、希望条件が合ったアイリスとアマンダの
2週間交換生活がはじまる…というストーリー。

ちなみに、ホーム・エクスチェンジとは、お互いの条件が合えば
住む家も車も交換しましょうということ。

 

恋愛に限らず心が痛い気持ちを押し殺しながら日々を送ることって結構、
辛かったりします。

こればっかりは…ですよね。

仕事があるからと没頭することで痛手の隙間を埋められたとしても、
それは単に仕事だけではなく友人等の助けもあって何とか心を保っていたけれど、
表面だけ塗り固め中は空洞な状態は芯(心)がないから、
それでは癒えているとはいえないでしょ。

他人は話を聞くことしかできなくて、最後は自分の力で越えなくてはならない壁。

 

壁を乗り越えるため、アイリスとアマンダは全く別の世界に
新たな出発を見出したわけです。
2週間の中で彼女達は思い思いに過ごしていくのですが、出会う人々はいます。

アマンダの元彼の友達で音楽作曲家マイルズ(ジャック・ブラック)と、
アイリスの兄グラハム(ジュード・ロウ)。

この展開は劇場でどうぞ。

 

休暇は決まった期間だけに終わればまた元の生活環境に
戻らなくてはならないとなると、お互いに濃い内容で過ごすことは
必然とは言うものの、好き同士であっても好きという感情だけでは
どうにもならない現実に直面することになります。

 

互いに直視できるか、したくないのか

 

この辺が、大人の恋愛におけるキーワード。

恋愛を楽しむだけならいいですが(もちろん互いの合意の上)、
この先まで続くお付き合いをしようと思えば、
例えば家の事情、介護、病気等、抱えているものをシェアし合うことに他なりません。

一人で考え抱えるよりも二人なら別の考えや方法が思い浮かぶでしょうし、
やはり隣に誰かがいて欲しいし必要かもと思えば、出会いに行きましょう。

 

出会う前に目の前の扉を開けないとですが一人の時間が進むにつれ、
臆病さが増していくような気がします。

誰かが背中をポンと押してくれて開けられることもあり。

この場合、自分の意識が伴っていないとスムーズに運べませんので、
まず新しいことへ飛び込めるような体質作りから。

 

例えば、ネットで見つけた気になる喫茶店があります。
雰囲気もよさそうだし、お散歩がてらこの週末に行ってみようと思いました。
しかも、最寄り駅には降りたことがなく見知らぬ土地です。どうでしょう。

 

ワクワク、期待と楽しみが入り混じっていますか?

ドキドキ、緊張と不安が入り混じっていますか?

この扉を開けるのは一人。

 

カフェ 扉

さあ、入りましょう。

 

一歩踏み入れる店内は、到着するまでに描いていたことがリアル瞬間。
 

カフェ お気に入りの時間

思い描いていた空間以上のものでした。

窓から運河を眺め、青竹の緑が眩しく風が吹くと
近くの桜の花びらがヒラヒラと舞い落ちる季節を感じながら
美味しいコーヒーで、ホッと一息。

喫茶マニアならご存知かと思います。(笑)

あえてお店の名前を伏せていますが、こちらの喫茶店は隠れ家のようで、
テーブル席もあるのでお一人でもOK。
(気になった方はメールをいただけましたら、こっそりお伝えいたしますよ。)

 

ここで伝えたいのは、気になるワクワク感がハートには大切ってこと。

想いを現実にするためには、腰が重い人ならなおさらのこと
自分で体験することを刻み込んでおくことです。

物事の視点を変えてみることで、違った世界が広がりますよ。

ではまた。




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