101話 予定調和な日
ども。栗林です。
手帳にはスケジュールだけでなく、
雑談の中で面白そうな話題に上がったもの、こと等をメモしています。
仕事の予定ではなくて、決まっている予定ではなくて、
自分の中に流動予定として記す。
ま、途中下車の旅のようなものです。
そして、目にしていたり感じている多くの情報からセレクトすること、
張り巡らせていることをオモシロアンテナと呼んでいます。（笑）
話を聞きながらワクワクモードになっていたことを思い出して、
あるカフェに立ち寄ってみました。
預言CAFE
気になる方は「預言カフェ」でググッてみてくださいね。
地下鉄東西線の早稲田駅から徒歩数分。
時には1時間ぐらい待つようなことを聞いていましたが寒空の下、
お店の前にあるイスに腰掛けている人は本日数名。
ウエイティングの記名帳に氏名を書いて、待っていました。
ただ待つのではもった得ないと、もちろん周辺探検散策しながらです。
明るく落ち着いた店内には、手動式コーヒーミルの音が心地よく、
芳醇なコーヒーの香りが立ち込めています。
コーヒー好きにはたまりませんが、苦手な方はソフトドリンクをどうぞ。
奥にはピアノが置いてあり、日曜日には礼拝が行われていることから、
実はこちらは教会です。
お断りをさせていただきますが、ここでは宗教についてふれません。
それは各人の自由であり、他人がとやかく言うものでもないと私は思います。
さて、注文時に「預言もお願いします」と伝えると、
目の前でカセットテープに録音してプレゼントしてくださいます。
他の方も預言を聞きたいと思っているので、待つことになりますが
「コーヒーと預言を…」って、そんな注文をしたのははじめてです。（笑）
ありえない。と思いながらも、楽しすぎます。
字の如く、予言ではなく預言。
占いの館んにあるようなパーテーションはなく、喫茶店そのものです。
隣の人の預言も聞こうと思えば聞けますし、
そこでプライバシーがないとかいうのもナンセンス。
それを承知でいらしている方々なので、店内はどんよりしている雰囲気ではなく、
街中にある喫茶店のように明るい雰囲気。通りかかる人たちは、
オモシロイぐらいに「？」な顔で覗いていきます。
預言を伝えてくださる方は、ご奉仕の一環なんだと思います。
無料で聞けるからというよりも、そのような方々が伝えてくださる言霊。
オモシロイというと失礼にあたるのかもしれませんが
「その力を知りたい！」と思った私のワクワク感は、おさまりませんでした。
名前や生年月日、職業、住まい等は一切聞かずして、です。
その言葉を、どのように理解し自分の中に受け入れるのかは、本人のみぞ知る。
今の状況や、心にあてはめながら言葉の意味を理解しようとすることは、
イマジネーションを働かせないと自分に響かないものです。
「あんなこと言われちゃったよ」で終わらすのか、
見えない言葉から何を拾い出すかは自分次第だと思います。
選択ができる自由は、これからの未来を創ることができる。
選ぶことができる。
これは幸せなことではないでしょうか。
少し仕事の話をすると、クライアントのサポートとして、
あえて抽象的なことを伝えている時もあります。
中には「何が言いたいの？」と思われていたかもしれません。
率直に言うときにはズバッと具体的に言いますが、
軌道修正しようとしている時だからこそ、
力をアップさせる絶好の機会を見逃さずに、共に会話のキャッチボール。
球の投げ方もいくつか覚え、受け取り方も受け入れもいくつか覚えながら、
素敵なラリー的コミュニケーションが続いています。
いただいたカセットテープのケースに、このような言葉が貼られてありました。
預言とは「聖書の神」「創造主」の言葉を聞き、それを語ることです。
占いではなく、語られた言葉は、あなたを励まし導くものであって、
コントロールしたり縛るものでありませんし、
語られた事柄が無条件で起きるわけではありません。しかし、聞いた言葉を信じて受け入れ、適応するなら大きな力となり、
変化をもたらすことができます。
不安で気になるではなく、楽しそう、面白そう、どんなことがあるんだろう、
とワクワクするような感覚は薄れていませんか？
今年はまだはじまったばかりです。
気になることがあればどんどんトライして、私のように些細なことでも、
あなたが楽しめるところに身を置いてみてください。
言葉にしても、どんな言葉に反応しているのかを再確認することで、
自分が常に発していることがわかるかもしれません。
それに気づけたなら大丈夫。
オモシロアンテナは、あなたにありますから。
ではまた。
