海辺の庭園、浜離宮恩賜庭園デートは季節と2人を彩る場所です。
有名な大名庭園の一つである浜離宮恩賜庭園は、JR、地下鉄、ゆりかもめ線と交通のアクセスが良い場所にあります。
車で移動した場合、汐留パーキングの利用が便利でしょう。
海水を引き込んだ潮入りの池は、今はこの庭園だけです。
浜離宮恩賜庭園内へ水上バスを利用して、海水の出入りを感じてみてはいかがでしょう。
水上バスで行く粋な婚活デートコースとしてもおすすめです。
日の出と浅草を結ぶ隅田川ラインにある浜離宮で下船する場合には、別途入園料が必要になります。そのまま園内散策と参りましょう。
電車、車で来られた人は、正面の南門橋(大手門橋)を渡ります。
浜離宮庭園の大手門、大手門口でチケットを購入します。
平成18年から浜松町寄りに「中の御門口」が完成しました。
現在、入り口が二箇所になったことで、浜松町方面からのアクセスも便利になりました。
さて、大手門入り口に程近い所に、三百年の松があります。
六代将軍徳川家宣が庭園の大改修時に偉業を称えて植えたとのことですが、今でも立派に堂々たる姿です。
角度を変えて見てみると、かなり支えられていることに歴史を感じます。
園内は石畳ではないので、女性はハイヒールよりも土の上を歩くことからスニーカーや、バレエパンプスのようなぺったんこ靴がいいでしょう。
ゆっくりと散策していると、高層ビル群と庭園の和に時代のコントラストを感じます。
潮入の池の真ん中に、中島の御茶屋があります。
昔は、遠くの房総を眺めることができたり、夕涼みや月見をしていたそうです。
とても風情がある場所です。
ここでは水面に映る東京の四季を堪能しながら、抹茶で一服されることをおすすめします。
茶屋には靴を脱いであがることから靴下等、足元のチェックはお出かけ前にしておきましょう。
景色を眺めていたい人や椅子を希望されるなら、テラス席があります。
抹茶セットは、抹茶と季節の上生菓子です。
この画像時は、5月に咲いていた紫色が美しい藤を形取ったものですが、とても上品な味でした。目で見て食べて味わい、五感で季節を堪能できました。
御茶屋を後にお伝い橋を渡り、潮風を受けながら散策は続きます。
富士見山の立て札があるので石段を登ってみると、小高い山であることから庭園を見渡すことができます。
江戸時代、ここから富士山の眺めは絶景だったことでしょう。
今は昔。
四季折々に彩られる人生において、これから2人の歩む歩幅を感じられるよう、都会の喧騒やパソコンから少し離れてゆったりとした時を過ごしてみてください。
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