庭芝が美しい旧岩崎邸庭園は、爽やかな風を感じる婚活散策庭園デートです。
パソコンの画面やコンクリートに囲まれているような場所にいて、緑や土の香りが恋しくなったら、時間の流れをゆっくりと風や自然や歴史を感じるような婚活散策デートがおすすめです。
小走りではなく気になるものを見かけたら寄り道をしてみたり、食べ歩いてみたり。互いの歩幅を感じながら楽しんで婚活散策デートをしましょう。
さて、上野界隈婚活散策デートスポットでもある上野恩賜公園にある不忍池、湯島天神から程近いところに、旧岩崎邸庭園があります。
当時の表門から洋館までの途中に、現在の正門があるようです。
門からは建物が見えません。ゆるやかなカーブを過ぎて、振り返るとこんな感じです。
砂利がひかれているゆるやかなカーブのある坂道をのぼります。道は砂利なので女性はヒールの高いパンプスより、5cmヒールやローヒールのほうが歩きやすいでしょう。男性は足元を気にしてあげてください。
木造2階建て(地下室付)のヨーロッパ式邸宅です。
近くで見ると外観装飾は細かく、内装の柱なども17世紀のジャコビアン様式は重厚感あふれます。ステンドグラスやタイル、洋館の壁紙、「金唐革紙」、バルコニー等、優雅で気品があります。
美術は絵画や彫刻を眺めるだけではなく、建物や生活様式からも感じられると思うと、デート場も色々と広がるのではないでしょうか。
館内へは靴を脱いでの見学です。靴下のチェックをしておきましょう。夏場は素足の人もいますが、靴下の持参されたほうがよろしいかと思います。
館内撮影は不可ですので、こちらの婚活ブログからは外観と芝庭からお楽しみください。
喫茶店は、残念ながらございません。
一押しの場所が、洋館から続く和館に「御抹茶席」がありましたが、和館の地盤沈下防止のための基礎補強工事を2011年5月9日から7月中旬まで行われているとこのとです。
以前「御抹茶席」に、1日20セット限定の「小岩井まきばチーズケーキセット」がありました。
なぜ旧岩崎邸で小岩井農場かというと、農場の創始者である小野義真(日本鉄道会社副社長)、岩崎彌之助(三菱社社長)、井上勝(鉄道庁長官)の三名の頭文字から「小岩井」と命名され、後に岩崎久彌が農場を継承したことにあります。
工事中は晴天の日において、芝庭で小岩井農場のクッキー等が臨時売店されているそうです。青空の下、気持ちよさそうですね。
余談ですが、JR東京駅改札内のサウスコート「エキュート東京」に、小岩井農場直送「小岩井農場エキュート東京店」が東京初進出しました。小岩井の味を東京で味わうことができますよ。
さて、洋館から出っ張っている1階部分はサンルームです。
当時、ここからは何が見えていたのでしょう。
ベランダは、1階と2階の列柱の装飾は見ものです。
洋館から、ビリヤード場のある撞球室は地下のトンネルでつながっているのですが、地下に入ることは残念ながらできません。
庭園というより、お屋敷に伺うような感じでしょうか。
どこから見ても素敵な芝庭です。
いつかは一軒家に住んで園芸を楽しみたい、ベランダ菜園をやってみたい、子供ができたら休日は公園で一緒に遊ぼうと思うなど、思い描いていることを言葉にして、はじめて夫婦の姿や家庭について相手に伝わります。
将来のイメージが湧かないのは、数回の食事をした時に日頃の雑談と変わりないような無難な感じで済ませているのであれば、わかるはずもありません。中には、婚活ネタや見合いの愚痴で終わってしまうことでしょう。婚活デートをもう少し深く考えてみると、相手だけでなくあなた自身も結婚についてどのように考えているのかを問われているのかもしれません。
結婚を意識した2人だから伝わるものがあるのではないかと思います。ただし、出会えても同じ方向を向いていないことが解れば互いにエールを送りあい、それぞれの道へ進むことが見合い恋愛結婚です。
一期一会を大切に、デートから思いを重ねて行きましょう。
→ 都会の真ん中、新宿御苑でのんびり公園デートもいいものです。
→ 清澄庭園の庭園デートは、趣きのある大人の雰囲気です。
→ 海辺の庭園、浜離宮恩賜庭園デートは季節と2人を彩る場所です。
→ 都電に乗って、旧古河庭園婚活デートに行ってみよう。(洋館、西洋庭園編)
→ 下町散策デート、向島百花園は江戸時代の花園です。
→ 山手線沿線にある大名庭園、六義園で江戸しぐさデートを楽しもう。
→ 上野の森でご縁結び散策をしよう。(五条天神社と花園稲荷神社編)
→ 不忍池を眺めながら、上野の縁側で一休み。(上野蓮見茶屋編)
→ 大人散策デートは上野恩賜公園で、動物たちと楽しもう。(上野動物園編)
→ 江戸デートで、これを見ずして結構と言うなかれ。(上野東照宮:前編)
→ 春の香りに誘われて湯島天神へ出かけよう。(湯島天神編)