小さな世界の和を感じて、大宮盆栽美術館から婚活散策デートをしよう。

小さな世界の和を感じて、大宮盆栽美術館から婚活散策デートをしよう。

近代的なものに魅力を感じ、出かけたりすることは真新しいデートとして魅力を感じます。では、神社仏閣、観光地はどうでしょうか？長年守り続け、これまでの歴史を積み重ねてきたところも魅力を感じます。

年月を感じる和の世界は身近なところにあるもので、2010年3月に開館した「さいたま市大宮盆栽美術館」です。

JR土呂駅からでも行けますが今回は、東武野田線駅の大宮公園駅から歩くことにしました。

踏切を渡ると、大宮公園駅に近い「ヤナギ通り」から大宮方面から「さくら通り」「けやき通り」「かえで通り」「もみじ通り」「しで通り」があります。様々なところに看板があるので、わかりやすいです。

ちなみに、かえで通りはとても静かです。

盆栽町はさいたま市の中でも高級住宅地でもあり、埼玉県の特別風致地区に選定されています。
かえで通りの先にある「さいたま市立漫画会館」は現在、耐震補強工事のため（2012年2月29日まで休館）入ることはできませんが、会館前には小さな堀があってり、大きな鯉が気持ちよく泳いでいます。

漫画会館の先にある、植竹稲荷神社です。

もともと盆栽が盛んだったのではなく、関東大震災で被災した盆栽業者や植木職人が盆栽に適した地にと移り住み誕生したのが盆栽村です。旧大宮市に編入し盆栽町となり、現在に至ります。

盆栽村創設に尽力した清水利太郎翁の石碑があります。

桜が咲く春を待っている桜並木のさくら通りの自販機に、珍しい飲み物が並んでいます。

さいたまの水です。なぜ、ここにあるのかがわかることでしょう。

もみじ通りから、しで通りの間に「盆栽四季家」の無料休憩室があります。

屋外のあずまやには、石で造られたテーブルとイスがありました。緑が眩しい季節に、ちょっと一息もいいですね。

さて、盆栽町の通りを散策しながら「さいたま市大宮盆栽美術館」に到着です。

総工費約11億円、5億円で盆栽を購入等と建設時から様々な論議がありました。盆栽には、どのような世界があるのか早速いってみましょう。

ロビーに、旬な盆栽が展示されています。

立派な盆栽「真柏」が出迎えてくれました。

根元からうねるように立ち上がった幹に、白色化したシャリがからみつき、観る者を圧倒するような躍動感を生みだしている。厳しい風雪に耐えることで培われた、真柏ならではの造聖美を見せる一点。

さいたま市大宮盆栽美術館、展示説明より

情報コーナーには様々なパンプレットが置いてあり、太陽光発電を導入しています。

コレクションギャラリーに盆栽だけではなく、水石がありました。水石一つ、奥が深いものです。旧古河庭園の「枯滝」のように日本文化であり、人独特の感性でなのではないでしょうか。
さらに、床の間には真・業・草と格式からそれぞれの飾りかたを知ることができ、企画展示室には盆栽にまつわる歴史を丁寧に解説されています。

ロビーと盆栽広場（一部の盆栽）のみ、写真撮影ができます。

盆栽の有名な格言に「名木に表裏なし」があります。盆栽は立体的なことから、どのような角度からみても素晴らしく、面白いという意味です。

盆栽庭園にある盆栽は、まわりこんで鑑賞ができるように展示されています。ぜひ、いろいろな角度から眺めてみてください。

土曜・日曜限定（雨天時閉店）ですが、2階にある盆栽テラスで天気が良い日には、
ゆっくりとテラスから眺めもいいですね。

ミュージアムショップでお土産を買いました。

炭酸が松の盆栽をあらわしているかのようにシュワシュワさに強さを感じる、ご当地サイダー「大宮盆栽だー!!」。盆栽の名言入り「日暮し」クリアファイルをセレクトしました。

花や観葉植物など普通の鉢植えとはまた違って、野外でみられるような自然な姿を盆栽という小さな世界の中で表現をします。正統派な盆栽から、野草盆栽やミニ盆栽など種類も様々です。新たに散策をしてみると、どのような形をしているのか等、自然を感じようとしているセンサーにスイッチが入りそうです。

一つの場所から何通りかのデートコースができます。
別な散策デートルートとして、JR宇都宮線の土呂駅から盆栽美術館、踏切を渡り大宮公園にある氷川神社へ参拝。参道にあるお店に入ってのんびりお茶をして、さいたま新都心駅へ向かうこともできます。
アウトドアが好きな人は、健康的にスニーカーを履いて四季を感じる散策デートは天候がよい日におすすめです。

一緒にいる時間が長いデートの場合、相手に合わせたりすることがでてきます。趣味が同じであっても感じ方は人それぞれです。盆栽の格言でもあるように、相手を一方向だけではなく多面的に見て、感じるデートを重ねましょう。