16話  今年の秋は何をしますか?

ども。栗林です。

「女性は家を守って欲しい」

「女性は料理ができてあたりまえ」

「子供を産んで育てるのが女性の仕事」…等

男性の話を聞きながら浮かんできた言葉。

 

ジェンダー

 

気がつくと
「女なんだから静かに」
「男なんだから泣くんじゃない」
等言われた記憶があると思います。

ジェンダーとは、男女という身体的(生物的)性別のことではなくて
「男らしく」「女らしく」等の背景にある社会的・文化的に作り上げられた
性別のことをいいますが、すでに子供の頃から言われ続けてきたので
インプットされていると思います。

 

国が取り組んでいる”男女共同参画”がありますが…
 

一方、少子高齢化の進展、国内経済活動の成熟化等我が国の社会経済情勢の急速な変化に対応していく上で、男女が、互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現は、緊要な課題となっている。 (男女共同参画社会基本法 前文 一部引用)

 

…緊要な課題。

 

8月26日(金)~28(日)まで行なわれていた埼玉県比企郡嵐山町にあります
国立女性教育会館で開催

「男女共同参画のための女性学・ジェンダー研究・交流フォーラム」
に参加してきました。

募集要項が「女性学・ジェンダー研究に関心のある国内外の男女」。
特に行政やNPO所属等と限定されることでなく、
関心があれば誰でも参加できるのでこの機会に学んでみようと思いました。

 

東武東上線の武蔵嵐山駅から送迎バスに乗って数分で到着。

こちらは本館入り口。

ヌエック(NWEC=National Women’s Education Centerの略)は、
男女共同参画社会実現のための学びの拠点としており、
講堂・会議室・研修室、茶室、体育館・テニスコート・屋内プール・運動場、宿泊等
の施設が充実しています。

 

早速、手続きをして名札を作り、研修棟へ。
調理室・音楽室・美術工芸室の外壁には、
ギッシリとワークショップのチラシが貼られていました。
引き寄せられるテーマが多数あって悩みます。
 

配っていたチラシを見ながら少し歩くと日本家屋「響書院」、茶室「和庵」があるゾーン。
庭の手入れは行き届いているので和を楽しみながら進むと研修棟が見えてきました。

 

研修練の前には「21世紀の男女平等・開発・平和 -新たな未来に向かって」

とても立派で広く600人収容の講堂ではシンポジウム。
会議室、各種研修室ではワークショプが開催。
 
参加者でごったがえしていましたが、
中には立見のワークショップがあったりと活気に溢れていました。

 

身近な話題としては、先進国で日本は
GEM(ジェンダー・エンパワーメント指数)=”女性が政治及び経済活動に参加して、
意思決定に参加できるかどうかを測るもの”

能力を活用する機会が低い,ということが挙げられます。

今回の衆議院議員選挙を見ると「女性立候補者がこれまでになく多いのは
男女共同参画政策実現に向けて動き出している証拠」ではあるけれど、
はたして、結果はどうなるでしょうか…。

こういった角度からも選挙をみることができますよね。
(もちろん選挙には行きます)

調べてみたら近くに男女共同参画センターがあるので利用して、
今年の私の秋は「学び」をテーマにしようと思います。

 

これから読書の秋、食欲の秋、勉強の秋、スポーツの秋、
芸術の秋、行楽の秋、ですもの。

五感(見る、聞く、かぐ、味わう、触わる=感覚)と、
五官(目、耳、鼻、舌、皮膚=器官)が自然と磨かれる季節。

ちょっと意識してフルに活用してみてくださいね。
また、何気ないことからでも、それが切っ掛けになり興味がわいて
突き動かされることがあるのでしたら是非、トライしてください。

 

感覚・器官を強化すること。

これまで気がつかなかったことに敏感になったり、
自分のアンテナが磨かれることでもありますから、
内側(心)から素敵な輝きが目に映しだされることだと思いますよ。

 

だって『目は心の窓』ですから。

 

ではまた。




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