37話 ダメ男の素顔
ども。栗林です。
結婚詐欺まがいな男もいれば、結婚に向けて努力しているオトコもいます。
まずは前者の本当にダメ男の話。
やっぱり、いつかは出てくるだろうと思っていました。
TBSの男性社員（51）が、インターネットのお見合いサイトで既婚の事実や年齢などを偽り、交際相手を求めていたことが11日、分かった。
かつて人気番組のプロデューサーだった同社員は、以前も別のサイトで知り合った女性に結婚をほのめかし高額の金品の提供を受けた末に、経歴詐称が判明。示談にした前歴がある。
懲りない態度に同局は「マスコミにかかわる人間として不適切な行動」とし、社内処分を検討している。51歳で妻子のある同社員は最近まで、お見合いサイトに「42歳、仕事は某民放TV局でプロデューサーをやっている」と自己紹介文を掲載登録。「結婚はしていません、ご安心を！ 」と付け加え、女性とメールで交流をしていた。yahoo!エンターテインメントニュース
2月12日(日)9時52分 日刊スポーツ 一部抜粋
以前にも同様のことで家族を巻き込んでいるのにもかかわらず、今回も繰り返している。
また交際相手の希望欄は「結婚前提」「恋愛関係」の項目を選んでいることもあって
「友達を作りたい」というレベルではなく、男のサガ（性）そのままの許しがたい行為。
「いつか話してくれる」とは思いつつも、
一度隠したことは月日が経てば経つほど話しづらくなることは、
少なからず誰にでも身に覚えのあることではないでしょうか。
このような人に遭遇しないようにするには、身分証明等をチェックしている場が
あればいいのですが、無い場合には自己確認しかありません。
裏をかえせば相手だけでなく、互いに確認できないのであれば、
それだけの間柄だということを覚えておいてください。
そして後者の、結婚に向けて努力しているオトコもいます。
２月９日放送されたＴＶ東京系列、ＴＶチャンピオン「ダメ独身男モテさせ王選手権」
ご覧になりましたか？
お見合いの母、恋愛カウンセラー、ナンパ塾塾長の３名（選手）が、
番組で選考された３名の男性と組んで最終日（一週間で）に
「より好感の持てる男」として得点を競い合います。
もっと素晴らしい人がいるはず…
いい女性にであえれば…
冒頭のインタビューで気になった言葉だけど、彼らなりに
「これまでの自分ではイカン！」と思ったのでしょう。
番組に申し込みをしようとしたこと自体すごいことだと、個人的には思います。
常々コラムでも言っていますが、行動を起こさずしては何もはじまりません。
では、一週間の流れから説明を。
１～２日目「教育」 → ３日目「合コン実習」 → ４～６日目「教育」 → 最終日
各選手によって内容（方針）は様々なのは当たり前ですが、
ここで「参加すれば誰かが全て教えてくれる」ということではありません。
女性との面識があまりないこともあるので言われたことを実践することは勿論だけど、
日常でも使えるように変換していかないと自分のモノにはならず。
人間、完璧であるわけではないし、なかなか思うように進まないこともあると思います。
「失敗した、難しい、恥ずかしい」と感じる心は自分の中に前例がないだけのこと。
男性達は悪戦苦闘していましたが「自分はどう変わりたいのか？」
やはり本人の自覚次第です。
そして、瞬間を取り繕うことができたとしても、後にボロがでてくるので
「相手との関係をどう築きたいのか」を考えておかなければなりません。
さて、最終日。
タイプの異なる３名の女性とフリートーク（１０分）をするのですが、
ご本人の中にあった葛藤は、今では自信に繋がったんだと思います。
目を合わせて話せない人が話せるようになることは、他の人からすると
容易いかもしれないけれど、本当に勇気のいることなのです。
彼らは本当にダメ男なのだろうか。
前者は女性の扱いも手馴れている様子だけに、女性を不幸にし家族や周囲も
不幸にしてしまうダメ男。
後者は女性に不慣れだけど、前向きな姿勢から「自分でダメ男だと決め付ける前に、
まだトライしていないこともある」とメッセージを届けてくれたような気がします。
番組を通じて得たことを実生活でも活かせるよう、彼らの今後に期待したいです。
口先だけの言葉では想いは伝わらない
その場しのぎの会話は、今後の発展性がない
素敵だなと想った人と出会えた時、相手も自分のことを素敵だなと
想える人物（私）であるかどうか。
「こんなんじゃダメだ」と気落ちすることはありません。
その気があれば出来るはずだし、今、気がついた事は明日の自分自身に
繋がることになります。
では、番組の中でもありました最後のキーワード
愛って何が一番大切だと思いますか？
マニュアルにある恋愛心理の言葉ではなく、自分の真理に基づいた言葉を
綴ってください。
その想いを無にしないように。
ではまた。
