62話  女性の強さって

ども。栗林です。

いつもお世話になっている方との雑談の中って意外とテーマが隠されているものです。

 

Q.男性よりも女性が強くなったんじゃないんですか?

 

すこし掘り下げてみると…

「女性を強い」と感じるのは収入を得ていることもあるけれど、
ガンガンと発言や主張をしている姿から男性は躊躇してしまう
挑発的や肯定的に発せられる言葉や態度から
「コイツは手ごわいぞ」と感じてしまうのかもしれません。

言葉を変えればヒステリーにしか見えないと思うのは、
男性の勝手な想像にしかすぎないと私は思います。

 

彼女はパンドラの箱が閉じたままなのか…

ひたむきに取り組み、主張しようとする方向が違う方へ向きだすと、
カリカリしている女性になってしまいます。

ここはチャンスだとばかりに意気込んで、皆が手を差し伸べ
協力体制を整えているのに、自分で全てを抱え込みすぎて
終いには自暴自棄になってしまうパターン。

もっと周囲を信頼し、協調性で推し進めていけたら違っていたのかもしれません。

 

腰掛だと思われたくはない

「だから女はダメなんだ」と言われたくない

 

自分の状態をキープしておく方法として身についてしまったのか、
意図的に振舞っているのか。
もう一歩、彼女の気持ちに踏み込めたなら違った一面をみることができるでしょう。

彼女も頑なになっている部分を認め、人を受け入れる体制を強化できたら
より良い関係が生まれると私は思います。

 

いろいろな場面を巡らせながら、ある日の会話を思い出しました。

「女性は面倒くさいから、役員にはいれないんだよね。そしてスグ泣くし。」
私はその言葉を聞き逃しません。

聞けば「だってグチグチ細かいしウルサイんだ。」
一瞬「目の前には面倒だと思う女がいますけど…」という
思いがこみ上げていましたが、ここはひとまずヒートダウン。

考え方は人それぞれだし討論会ではないので否定も肯定もせず受け止めますが
「何で女性がそんなに嫌なのか、嫌な思いをしたからなのか」等、
男性の心の奥が気になります。

 

女性は家庭に入って、子育てしていればいい

 

女性社員を腰掛のように思っているようですが、中には社内で
一生懸命頑張っている女性もいます。

そのような方を正当に評価して欲しいと願いながらも考え深く聞いていましたが、
上記のような考えをしている男性ばかりではないですよ。
このご時世。

「優秀な女性は多い。その力をもっと発揮できる場所、体制を整える必要性は
  まだまだあるよ。
 女の涙に弱い男は多いけれど、怒られて泣く(悔し涙)なら見込みは十分。
 正直、ただ甘えのウソ泣きはコリゴリだけど。
 泣くなら、仕事で上手くいって感無量!って感動泣きして欲しいよね。」

 

個人的には嬉しい話。

私は元が涙もろいので悔し泣きをしちゃうかもしれませんが、
流す涙なら感動泣き&うれし泣きですね。

また、同性同士だからこそ見えて・感じる部分もあるでしょうが
「他人と比べるより自分の進む道を堂々と行けばいい」それだけです。

闘志を燃やすことは必要ですが、周囲まで燃やしつくす(山火事のように)ことは
ありませんよ。どうぞ、肩の力を抜いください。

そして、女性についての時代背景や個々のイメージがあるのではないかと思います。

例えば「オマエは誰のお陰で飯を食べていると思っているんだ」と
ちゃぶ台をひっくり返すような場面は映画やドラマだけの世界ではありませんし、
何も言い返せず悔しい思いをしていた女性もいたことでしょう。

 

女は黙って男に尽くす

 

上記の思いが同じ方が一緒になるなら、それも一つの考えであることは否めません。

時代と共に変わりつつある男女の関わりは「女は黙って」ではなく「互いに話をして」、
「男に尽くす」ではなく「互いに思いやり」だと私は思います。

言葉を言えない、言わないことが美徳ではなく言葉を通わせることなのでは
ないでしょうか。
それは、男女共に。

 

強(したた)かさ

しなやかさ

凛とした姿は美しい

 

ではまた。




コメント


婚活恋活ミニ本棚


結婚相談室パ・ド・ドゥ婚活ツイッター


パ・ド・ドゥプレゼンツ






ページの先頭へ