63話  決め時、動き出す時

ども。栗林です。

この連休はいかがでしたか?
天気もよかったのでお出かけされていた方も多いでしょうね。
皆様の紅葉情報をお待ちしています。

 

さて、今宵グラスを傾けていたお隣では女性グループが盛り上がっていました。

グラスだけでなく、ちょっと耳を傾けてみると「何歳までには結婚したい?」
自分の中にある結婚希望年齢を過ぎてしまうこともありえるのだということは、
あの口調からして想像もしていないようですね。
「あんな頃もあったなぁ」思わず遠い目をしていた私です。

 

「何歳まで」 の願望が次第に 「いい人がいれば」

 

いい人って自分の中にあるものだから他からすれば伝わりにくいものです。

想いを軽くベールに包んでいるのなら良いですが、
包みすぎちゃう人もいるのではないでしょうか。

最初に「うるさくてスミマセン」と謝り、包みすぎちゃう人が少しずつ解放できるように
人生にこそヒントがあると持論を掲げ、会う人に結婚・恋愛話を相変わらず
聞いています。

この連休で出会った30代既婚男性に
「結婚を決めた理由って何ですか?」
直球な質問を投げかけたら意外な答え。

子供の頃から25歳には結婚しようと思っていたんだよね。
付き合っていた彼女はいたけれど別れちゃったし、その後に出会った人と
結婚したんだ。

俺も結婚したいと思っていた年齢だったし、彼女も結婚したいと思っていたし
誰でもいいって訳じゃなくて「この人かな」ってね。

結婚することをすでに自分で決めていたというか「25歳ではこうありたい」と
願いながら過ごしていたのではと私は思います。

世間の適齢期がなくなりつつあるなかで、自己適齢期を設定していたことに
新鮮な感じがしました。

 

例えば女性の場合、

「私、何歳で結婚できるのでしょうか?」
「32歳で結婚できるよ」と占い師に言われ
友人の前では「別にね~」と結婚に興味の無い態度や発言をしながらも、
一人になってから「まだ1年あるし」とホッと安心感に浸ってしまって…
後、何もしない人は多いです。

占いを信じちゃいけないってことじゃなくて、
マイスパイス(助言を自分のものにする)を使わなくっちゃ。

そこで、占いなんてと思うならそれまでだし個人の自由です。

 

「私、結婚できますか?」

結婚相談所では当たり前の質問ですが、まず私は確認をします。

 

結婚できる ・ できない論じゃなく、

結婚をしたいのか?

したくないのか?

 

ここがブレちゃ、先が続かない。
ご縁があったとしても掴みきれないのです。
なぜなら、前者は他人に意見を求めているけれど、後者は自分で決めてる。
交際して「この先も二人で一緒にいたい」(結婚)イメージができないと、
なかなか進めない。

また「自分ではよくわからない」というのは単に何もはじまっていないことでもあり、
自分で決めていないことでもあるのです。

動きながら軌道修正をしていくことも一つの方法なのに、
結論だけにこだわりすぎて頭デッカチ。

それじゃ、動けない訳ですよね。

 

 

東京大神宮

先月、友人から「急なんだけど、縁結び神社に行ってみない?」と連絡をいただいて
東京大神宮へ久しぶりに行ってきました。

彼女がお守りを選んでいる間、私はベンチに腰掛けて参拝者を見ていると、
隣の場所で会議があるようで男性の姿もありましたが、
途切れることがなく女性おひとり様や二人組みと。
「娘へのお土産に」とお母様がお守りを手にされたりしていました。

絵馬に願い事を書いている女性の姿を見ながら「今どんな思いをしているのかな?」と
思いを寄せていたら、戻ってきた彼女が「ここに来てお守りも買ったし、
今度は動かなくっちゃね」とニコニコしながら話してくれました。

 

そうそう。

動機付けは大事だし、自分で意識しながら人と出会うこと。

 

これからの彼女にエールを送りつつ、帰宅をしたら京都のお土産が。

 

清水寺の桜鈴

清水寺の桜鈴お守り

チリ~ンとキレイな鈴の音。鈴の音は「心を引き付ける」意味もあるので、
素敵な人たちとの輪を広げて行きたい。

願っていただけにタイムリーな出来事だと思いながら、
TVを見ていてある女優さんの話に感銘を受けました。

 

「舞台は同じ内容であっても来るお客様は今日だけの方。

 だとしたら毎日が千秋楽だと思わないと。」

 

自分にとっては同じことの繰り返しであっても、相手からすればこの日、今。

受付や営業等、様々な人に会う仕事をしている人にとっては
「そんなことイチイチ反応してられない」と思うでしょうが、
笑顔や交わす挨拶でも心が和む瞬間を共有できたら、
何だか今日はいいことがありそうだとワクワク嬉しく感じるものです。

連休前に名刺が切れてしまったのですが今日、デザインを変え
新たな形に思いを込めた新しい名刺が届きました。

 

一つの出会いから動きはじめることを、私は信じています。

 

ではまた。




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