71話 スペシャルサンクスな人
ども。栗林です。
前回のブログコラムで「自分にないものを持っているからこそ刺激を受けつつ、
より高めていこうという意識で出会った方が、楽しくないかな？」とお伝えしました。
バレンタインデー近しとデパートのチョコレート売り場は、女性でいっぱい。
「どんなドラマがうまれるんだろう」とワクワクしながら通り過ぎ、
打ち合わせ後に留守電メッセージを確認したら、久しぶりの友人からでした。
出会いは一瞬であっても、会った時から「この人、すごい！」と
異性に関係なく印象に残る人っていますよね。
この「すごい」には２つの意味があります。
一つは、自分の中にしっかりとした核（軸ともいいます）を持っていて
言葉には発しなくても凛としたものを感じる。
パワフルさは生きているエネルギーともいえますから、そう、
今でいうオーラ（生き様が体から発するような感じ）っていうものです。
もう一つは、場の雰囲気を乱しに乱すような、呆れてしまってというかの意味。
もちろん、ここでは前者の話です。
なんていうんでしょう。
お互いにすれ違う中で時間が経過していても、フッとしたときに「元気？」と
メールをしたりという間柄であって、繋がっている、いられる関係。
これが互いに無意識で成り立っているところが不思議。
リスペクト
この言葉がしっくりきます。
友人関係を築くにはある程度の時間が必要だった学生時と違って、
大人になると知人は増えてもなかなか友達を作るのが難しいといいます。
そこには利害関係があって思うような本音も言えず、
言ったとしても足をひっぱる人もいることを知っています。
だから、相手にどこまで入り込んでいけばいいのかわからない。
過去にたくさん失敗談があると、臆病になる。
恋愛にも同じようなことが言えると思いませんか？
友人には初対面時「結婚相談所」という言葉すら口にしていないし、
当時は全く考えていなかった今の私の姿。
互いに近況報告はしていたので「今週はバレンタインデーにちなんだ話をしよう」と
思っていた時に、フッと私のことを思い出してくれて即電話をくださったことを
嬉しく思います。
そこで、竹を割ったようにスパッとした性格のように見え、
でも女性のしなやかさや気配り、優雅さを兼備えたリスペクト友の
ステージアクトレス 雪乃さずきさん がパーソナリティーを務めている、
かわさきＦＭ（７９、１ＭＨz）で毎週月曜レギュラー生放送「かわさき元気ワイド！
（第３部）」にゲスト出演してきました。
打ち合わせなし、台本なしのブッツケ本番！
好きな曲を４曲持参、ゲスト枠は50分でテーマは
「バレンタインデーにまつわる男女の恋愛話」。
バレンタインデーに告白しようかと悩んでいる人へ向けてのメッセージ、
チョコを会社の人たちに渡すにはバレンタインデーと言う名のイベントを活かして
コミュニケーションをしていこう、ありがとうを伝えよう等。
彼女の素晴らしいトークで話はトントンと展開しながら、
昔からこの手（フリートーク）の仕事をした経験が幸いしたこともあってか、
かなりの大盛り上がりで終了。
そこで、最後の最後にオチがあるハプニングは私らしいと思いながら「
次回はもっとこうしよう」と反省材料があることで、
自分の意識を高めていくこともできる場面をいただけたことに感謝です。
今回、急なこともあって告知する時間が短かったのですが
偶然にも耳を傾けてくださったリスナーの皆様、スタッフの皆様、
ありがとうございました。
共に過ごした時間は短くても内容は濃く、全く違うから見えること、
気づくことがあると私は思います。
仕事とは関係ない人との付き合いは…と物事を仕事の基準で考える人もいるでしょう。
仕事の情報収集は必要。
でも、仕事以外の関係だからこそ新鮮で面白く感じられること、
はたまた全く違う発想がうまれたりします。
それだけではなく、生きることに傍観者でははじまらないという哲学を、
本気で何かに取り組んでいる人や熱い想いがある人に出会うと、
こちらにまで熱き刺激を感じますよ。
ピリピリではなくビリビリッて。
男女の「愛」の中には甘い囁きや共感、安らぎだけでなく、互いにリスペクトしている。
自分の人生を映画にしたら、最後のエンドロールに誰の名前が刻まれているでしょうか。
出演者だけでなくとも、一瞬の出会いの中で、相手が投げかけた一言が
人生を決める切っ掛けを与えてくれた人は Special Thanks ☆
遠く離れていても、会えなくても時間を越えた絆に感謝を込めて。
ではまた。
【本日の選曲】
1. 男と女 / Clementine
2. Right Here / Swv
3. 君に逢えてよかった…。/ James Morrison
4. Suddenly I See / KT Tunstall
ハートフルな曲をセレクトしました。4曲のうち、2曲がO.A。
