ホーム>【カテゴリー】 1話~107話【ジャンル】    


94話  心から心へつながる旅 (前編)

ども。栗林です。

年末に向けて色々なイベントが待っていますが、
その前にちょっと面白い繋がりを感じる旅をしてきました。

 

これまで勤めて、早ウン十年。福利厚生で今回、
勤続年数に対して特別休暇と手当て支給されているという友人。

前回は、体調不良で自宅静養だったとか。
連休前に体調を崩したことがある経験があれば「何でなんだよぉ」って悔しさ、
よくわかります。

ちょうど私も山場を越えて一段落着きそうな気配もあって、
緊急企画「師走の忙しさ前に、これまでの労いをしょう!」旅。

条件は2つ。

この季節には外せないキーワードとして、温泉。
ピューっと高速を使うのではなく、時間を味わいながら行くこと。

現地にそのまま行くことだけを目的にしてはつまんないので、
旅のプロセスも楽しまないとです。

カレーを食べながら目的地決定の打ち合わせをしていましたが、
どうも私にとってカレーは黄金の食べ物らしい。(笑)

店主のご出身が旅行方面だったことは偶然とばかり、
色々と教えていただいているとお話上手もあって情景が目に浮かびます。

当初の計画をかなり変更させて行き先は、夏目漱石などの文豪達が訪れていた場所で
少しでも心情を察しようと、意外にもまだ足を踏み入れていなかった温泉地に決定!

 

朝、早く出発してカーナビは使用せず地図を開きます。

「地図を読める女」としては、小さいマークも見逃しません。
普段、地図をジーッと眺めていることがないので、そこに何があって、
ここに遺跡があるんだとか。
一つの疑問から、話が膨らんで全く違うことを話していてもいいと思うんです。

笑いながら話をして、二手に分かれたら話し合って次の道を決める。

渋滞があったりと、思うように進まないことにイラつかない。

流れに任せ、逆らい、時に回り道をしたり、その時々で選択していく。

 

渋滞を越えて、車から降り立つと澄んだ空気がとても気持ちいいです。
今宵の宿は現地入りで決めることにしていますから、
この休憩地点から右か左かの分かれ道。

となると、チエックインぐらいの時間には温泉地について
のんびりしていたい希望は一致したので、左の道を選び走り続けると、
牧場があって左にカワイイお店が出てきました。

お腹も空いてきたのでこの辺でランチを。

ジョイアミーア塩原関谷店

ジョイアミーア塩原関谷店

 

扉を開けるとクリーム色の温かな壁、天井が高く、
レストランウエディングにもおすすめな雰囲気。
オーダーを聞いてから茹でるので多少の時間がかかるのですが、
それも楽しめています。

美味しいパスタ

今はゆったり流れている時間、瞬間時に処理していかなければならない時間は
横において、美味しい食事をいただきました。

決まっていることって、先が見えていることで安心しますから、
何も決まっていないとハラハラドキドキと思うでしょう?

それです、それ。

不安からくるドキドキ感を、これから楽しいことが起こるようなトキメキの高鳴りに似た
ドキドキに感じられることが至高の体験に繋がるのではないかと思います。

自分の中にある流れを一度壊すというよりも横に遮って、
新たな流れを作り出せることを再認識するように、表情がいきいきとしてきた彼女は、
これから起こる出来事を楽しんでいるかのようでした。

結婚相談所でも似たようなことが言えて、結婚しようという先は決めているけれど
行動プロセスは白紙状態。

先だけを見据えてしまっては理想像を追い求めてしまうでしょうし、
プロセスをどう創りだせるか。

 

「眉間にシワを寄せながら考えていては、幸せも通り過ぎちゃうね」
食事を済ませ話を弾ませながら次へ向かいますが、
この辺で宿を決めねばとのことで塩原温泉郷へ向かいます。

塩原観光協会

自然環境にマッチしている「塩原もの語り館」の1階にある塩原温泉観光協会は、
木の温かさの中にある素敵な空間にありました。

事務所という感じではなくて、相談カウンターのような立ち寄りやすい雰囲気で、
2階は洋食屋さん。

ガラスが一枚の絵のように見える景色が飛び込んできますから、
塩原温泉に行かれる方にはおすすめスポットです。

 

さて、予算と川沿いにある宿とか希望を話しながら、空き状況を調べていただきます。

以前、観月ありささんが出演していたVISAカードのCMって覚えていますか?

頑張ってきたプロジェクトが終わって「休めるぞー!」と一緒に頑張ってきた後輩に
「温泉でも行っちゃおうか」と、後輩の要望に「仕方ないな~」と思いながらも
手配をチャッチャと済ませて温泉旅行に行くあのCM。

実は、塩原のある旅館で撮影されていたことなど、全く知らないものだから
聞いた時に思わず「あ~!!」と声を揃えていましたが、
そのロケが行われたお宿を紹介していただいて、
今宵は宿でのんびり過ごせることになりました。

まさか、このような展開になるなんて驚きです。

 

旅のサプライズはまだまだ、後半に続きます。

 

では、また。




【ジャンル】   
【カテゴリー】 1話~107話

コメント


婚活恋活ミニ本棚


結婚相談室パ・ド・ドゥ婚活ツイッター


パ・ド・ドゥプレゼンツ






ページの先頭へ