107話  「あとがき」から感謝を込めて

ども。栗林です。

20代はフレッシュで楽しく感じる中でもある程度、
社会の仕組みというか組織という形がわかってきます。

そして結婚や転職で周囲が変わりゆく環境と自分の環境を比べてみたり、
何かに焦りを感じたり戸惑ったりしていた人もいるのではないでしょうか。

競争社会の「競争」と「生き方」とを模索しだすような時だともいえるかもしれません。

 

30代になってからは、大きく見渡しながら生きていくような感じがしています。
その表情はこれからの生き方をより映し出していく鏡となって、
オリジナルな雰囲気がより漂う時なのかもしれません。

 

人と人が関わる中。

 

相手を支配したがっていたり、何かを押し付けたり、
怒鳴り散らして弱い立場の人にあたっていたりしている感情を見ながらも、
時に自分が嫌だと思っていた感情を出してしまった後の
罪悪感に襲われたりしながら、謙虚さだったり、感謝の気持ちだったり、
思いやりだったり、理解しようとする気持ちだったりと、
常に感情のスクランブル交差点にいます。

忙しい日常でこの交差点を渡りきろうと走り去った時、
ひょっとしたら落としてきたようなこともあったんじゃないかなと思います。

それが何なのかに気づけたら、落としたのか、
奥の方にしまっておいたのかと思い出すのではないでしょうか。

 

これまで私が見て、体験してきたことはヤラセでも何でもなく、
本当に懸命になって幸せを願っている人達がいました。

研修でも顔を合わせれば

「他の結婚相談所の悪口や話はやめましょうね」

「そうですよね」

と互いに言い合っていたのは、他人を批判するよりも協調していけたほうが
クライアント様のためでもあり、自分のためでもあり、見えない誰かのために。

自分だけじゃなくて、どこでどう糸が織りなすのかを知らない、
わからないからお互いに大切にする心を感じました。

そして、一人の人生でなく二人の人生を歩んでいきたいと
パートナーと共に新たな門出(ご成婚)をむかえられた人も、
卒業(退会)された人もいます。

 

何かに取り組んでいても自分自身の優先順位があって、
ここではその人にとって「結婚」が掲げている上位の事柄。

でも、次第に優先順位が仕事や趣味、家庭等と入かわば順位も変動して当然です。

この変動が相手と最初は同じだったとしても、態度や言動が変わってきたことは
同時に優先順位がかわってきたことを意味しているので、
じっくりと語り合いながら意識の変化に気づいていくことは、
自分自身と語り合うことなんだと思いました。

 

見続けて、感じ続けた結婚相談所は

『チャレンジ&サポート』 を必要とした 『ワークショップ』 という名の
スペースであると言えます。

 

あなたと相手…その先に誰かがいて、もっともっと先にも誰かがいる…

 

人は一人ではなくて見える人だけでなくて、見えない人の思いがあったり、
応援してくれたり励ましてくれている、後押ししてるような全ての物事が
繋がっている(リンクしている)という意識。

小さくても行動していけば、感情を揺さぶられながら(感動)も
何かを創りだせる力は誰にでもあります。

 

生き方がかわったとしても、この力はかわりません。

環境がかわったとしても、この力はかわりません。

誰かと離れたとしても、この力はかわりません。

 

また、出逢うってことはある意味 「自分との出逢いでもある」 といえるのかもしれません。

 

さあ、今年も桜が咲き始めました。
昨年見ていた場所ではなく、今年は違った場所で桜を目にしています。

写メっていたら、犬のお散歩をしていた奥様が
「昨日はチラッとしか咲いてなかったのよ~」と声をかけてきました。

全く違う2人の人生。私が違う道を歩いたり下を向いていたら、
ここに咲いている桜の美しさを目にすることはなかったでしょうし、
話をすることさえなかったでしょう。

一緒に愛でているこの時に感動しています。

 

107_サクラサク

最後に、これまで読んでいただいた読者の皆様、
温かなコメントを本当にありがとうございました。

どうぞ、オリジナルなあなたの人生を大切に、これからも紡いでください。

 

いつの日か、お逢いできますことを楽しみにしています。

その時は、握手をしましょう!

 

素敵な出逢い、素晴らしい時に感謝を込めて。




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