小さいつが消えた日
子供たちにも読ませたい本ですね。
2006年に刊行されたものに加筆した復刻版。
活字ではわかりますけれど。
「っ」って発音しないじゃないですか?
その、言葉たちのお話です。
発音しないから、オマエはいらないんだ
いても、いなくても同じ
仲間から言われた言葉。
とても悲しくて、苦しくて
思わず小さな「つ」は飛び出してしまいます。
いつもとは違う世界を見たり、知ったり。
そこで、小さな「つ」は気づきながら、色々なことを
感じていきます。
逆に、言葉を使う人間にとんでもないことがおきました。
家出をした小さな「つ」の存在を、仲間たちは
どんな存在だったのかを気づくことになります。
是非、おすすめの一冊です。
…って、教えていただいたのですがねっ。
お腹の赤ちゃんに、読み聞かせも
いいと思いますよ。
温かな優しい心のともし火となることでしょう。
メールにしても、
電話にしても、
相手に伝える言葉たち。
普段何気なく使っている言葉たちを
大切に感じることで、会話や書くことなどに、
温かさが宿っていくのではないかと思います。