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結婚の条件

2003年11月に単子本。
文庫は2007年1月に発行。

20091105
結婚の条件 (朝日文庫 お 26-3)

 

…となると、内容が古いのかなぁと思いつつ読んでみましたが 
とても痛快で、面白かったです。

で、片付けてはいけませんね(苦笑)

 

人口問題、少子化問題はもちろん。
学歴、労働力意識、恋愛、セックス、女性雑誌と
幅広い内容から日本女性の結婚観をひも解いていきます。

結婚条件について、かなり辛口にズバッと書いてある
もので頷き、思わず苦笑い。

著者、大学講師時の生徒との会話には、
これからの(というか現在の)結婚観が凝縮されているのでは
とも感じました。

 

女子学生の結婚に対する条件と
男子学生の結婚の条件。

 

「条件なんてそんなー。ありません」と前置きしつつも、
箇条書きになりそうな勢いに、
よくある「いい人がいれば結婚したいです!」っていいつつ、
話を聞くと「それって、条件ですよね」とツッコミ入れたくなるような。

これは、学生だけに限らずなお話です。
興味のあるかたは、是非。

 

そもそも、条件って何でしょう?

あなたの中にある譲れない、思いというかこと。

 

譲れないって、ことは、わだかまり?こだわり?

 

例えば、身長が175cm以上としている条件。
この人にとっては、とても重要な条件なんだとのことです

が、

パソコンで閲覧している場合には、条件設定ができるので
174cmの人ははじかれてしまいます。

 

この1cmの差は何でしょうか?

 

160cmの人とすれば1cmの差は、あまりにも微妙すぎて
感じないんだと思いますが、いかがでしょう。

ボーダーラインを設定していて、現在出会えていないのでしたら、
少し厳しい設定をされているのではないでしょうか。

たかが1cm、されど1cm。
枠を広げたり、見直したり、少し現状を把握する必要があるようです。

 

そのような時、誰かに相談したりするのでしたら
アドバイスを謙虚に受け止めて、活かしてください。

しかし、どこかで「やっぱりなー」と思いとどまるのであれば、
そこまでの思いは何なのかを説明できるでしょうから。

 

そうですね。
背筋を伸ばして、堂々とした立ち居振る舞いだと
実際の身長よりも大きく見られることもあります。

特に男性には「背筋を正すように」と言っているぐらいです。
女性は、かなり姿勢を見ています。(男性もそうだと思いますが

猫背ぎみだと「頼りなさそう」「自信ないみたい」「つまんなそう」と
あなたが考えてもみないことを、思い巡らせるのが女心です。

 

思い込みからなる「譲れないこと」に、こだわりだとしたら、
一度クリアに手放してみることをおすすめします。




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