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「婚活」がなくなる日

「婚活」とは、結婚をするため自ら行動する略語です。
逆に「婚圧」は、本人に結婚をする意思がないのに周囲が結婚をするようにと進められ圧力をかけるようなことを言います。

今「婚活」について、あらためて考えてみませんか?

「婚活」がなくなる日―結婚=幸せという洗脳 (主婦の友新書)
「婚活」がなくなる日―結婚=幸せという洗脳 (主婦の友新書)

婚活をするからには結婚への憧れではなく、2人で関係を育み家庭をつくることへの意識や意志を持ち、しっかりと取り組まれている人は洗脳だと思ってはいないでしょう。なぜなら、自らが決めて行動をしているからです。
しかし、世間で言われる婚活ブームに乗っている人にとっては、寝耳に水かと思われます。

黒か白かの二極な考えよりも、様々な角度で物事を考えながら結論へ導ける思考。
更なる展開として再考する起爆剤として心地よい声だけに耳を傾けることなく、自ら軌道修正をしていける姿勢は重要なのではないでしょうか。

辛口な内容ではありますが、婚活自体を否定しているのではなく「結婚を考えているなら、もっと本気で掘り下げてみてはどうだろうか?」と、著者からの提案だと私は感じました。
ここでは、著者について割愛をさせていただきますが、婚活をされている人は一読されることをおすすめします

さて、著書は婚活そのものが洗脳であり、長い年月をかけた刷り込み、思い込みだと見解です。

「結婚相手のスペックで幸せになる」ことは、ありえないのです。
幸せを感じるのは自分自身。あくまでも自分が、自身の心を満足させるのです。外からの評価の高い低いなど関係ありません。
あなたの結婚相手が「弁護士(または医者)」「港区の高層マンションに住んでいる」「東大出身」であることに、あなたが幸せを感じるのなら、エフィカシーが低すぎる状態といえます。そういうものさしがないと、相手を選べない、自分に価値があると思えない。そこまで自分は、親やメディア、社会に洗脳されて心がむしばまれているのだと気づく必要があります。
(「婚活がなくなる日」第二章より引用)

当会では「独身で結婚を意識された人が集う場所です」と伝える言葉として「婚活」の二文字を使っていますが、あくまでもわかりやすさとして活用しているにすぎません。

数年前まで結婚の二文字を出すと付き合う上で重く感じられていたことが、今では「婚活中です」と言えば結婚をしたい気持ちがあること、独身であること、2つの情報を婚活の二文字で説明できることは画期的です。
また、結婚を意識していない、する気がない人は、婚活という言葉をあえて使いませんので異性を意識するより「まずは友達から」との気持ちで接するシグナルにはなります。

恋活にしても婚活にしても、恋愛戦略を用いすぎると心の戦がはじまり、思い通りにいかないことは苛立ちや悩みになります。
友達から恋愛へ発展するかどうかを悩むよりも正直、交流をしていかなければわからないことを承知の上で顔を合わせていくことが大切です。

結婚を本当にしたいのかがわからないのであれば、無理な活動をしている可能性はあります。でも、誰かに無理やりやらされているわけではないのです。

結婚相談室での活動も同様なことがいえます。
もし、見合いをした相手と必ず結婚しなければならないと思い込んでるなら、誰かと会うことに不安や苦痛を感じて、いつまでも出会う気持ちにはなれないでしょう。
不安には、新しい環境に対しての反応や人見知りだったり、少し隠していた思いがリアルな場面に触れたことによって浮き彫りになることがあります。

結婚について掘り下げられる思考か、表面的な思考だったのかが問われます。
興味本位の婚活だったのか、興味深さのある婚活をしていたのかです。

興味深さには、知らないことが多ければ多いほど自分の価値だけで推し量ることなく、相手の価値にも触れながら理解しよう、知ろうする心の深さが必要になります。

何かをはじめればいくつかの課題はその都度、壁となって立ちはだかることでしょう。
変えることのできない事実があったとしても、多少の時間がかかったとしても、実直に受け止められたほうが、心を必要以上に歪めてしまうことがないような気がします。
物事を受け止められたことがあなたの強さに変わり、思いを馳せることなく次の展開を考える力、判断力へと変容されているのです。

快適に過ごせる範囲に、コンフォートゾーン(comfort zone)という言葉があります。

新しいことをはじめても違和感からか落ち着かず、物事への拒否反応が強くなり、これ以上は受け付けないと、制御をしています。
落ち着く環境が悪いというのではなく、それ以上何もしたくない、受け入れたくない表れからですが、あなた自身の可能性を制限してしまうことにはなりませんか?

例えば、これまでは合コンやパーティーで積極的に婚活をしていたとしましょう。
もう少し真剣に活動したいと思い、結婚相談所へ入会して見合いをしようと思ったとします。
いざ、お見合となると身構えてしまったり、写真を見ただけで選らんだ気になってしまい、実際に会う気持ちにはなれませんでした。

このような人は、相手を想像して会うことより「妄想見合い」をしていたに過ぎません。話があっても、ご縁には進み難いです。
すでに、以前の現状に戻りたい、落ち着きたい思いには、一度踏み出したことから以前にいた場所を見た場合、何が見えるのでしょうか?
真剣に相手と出会おうとしていたのか、何で結婚をしようとおもったのか等、リアルに突きつけられる問いへ解答することなく逃げてしまいたくなったのです。
それでいいのかというえば、その答えは本人が一番わかっているはずです。

結婚はゴールではなく、あなたが人生を創り、歩む道の一つです。

あなたの婚活ゾーンは、どの位置にあるのかを確認して、しっかりと地に足をつけて活動をされますよう、心から願い真剣なあなたの気持ちを応援します。

※「コンフォートゾーン」について、参考になる読み物※

「適切な大きさの問題さえ生まれれば。」
-インターネット、オープンソース、コンフォートゾーン、そのほか。-

梅田望夫×岩田聡×糸井重里
ほぼ日刊イトイ新聞より)




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