無理な婚活ダイエットより健康的な婚活をしよう。「50歳を超えても30代に見える生き方」
お正月に食べすぎたり、今年の目標はダイエットとしている人もいることでしょう。
念頭に心に決めた「結婚」への一歩として婚活前に、少しすっきりとしておこうと思うのは身体だけではなく、心にも通じているところがあります。なぜなら、職場の人間関係や仕事について等どこかで落ち込みがある時、婚活はというと停滞気味になることから、心と身体のバランスチェックは大事なこと。
無理な婚活ダイエットは卒業して、健康的で爽やかな婚活をしてみませんか？
体重の数値に一喜一憂することなく、健康に向かう心と身体づくりにおすすめの一冊。
50歳を超えても30代に見える生き方 「人生100年計画」の行程表 (講談社プラスアルファ新書)
見た目が若ければいいということではなく「心・美・体」の三位一体で健やかに過ごすこと。
細胞レベルから考える私たちの身体から、メタボ、ガンの話、食事についてなど、とてもわかりやすく読みやすいです。ただ、サラっと読んでしまうよりも、じっくりと健康診断の結果やこれまでのダイエットや、今の体調などとも照らし合わせながら読み進めてみることをおすすめします。
著者の思いや体験を、婚活や結婚に対する思いにあてはまることがいくつもありました。少し抜粋してご紹介しましょう。
テロメアの細胞時計は、基本的に生殖年齢の終了に合わせて止まるようにセットされているとお伝えしましたね。
女性の場合、閉経してからも母親としての役割が持続できれば、寿命を延長させていくことができます。仮に伴侶を失ってしまっても元気でいることはできるでしょう。
これに対して男性は閉経がありませんから、生涯にわたって「男」であることを維持していく必要があります。生殖能力を失わないことが若さの源であるわけですから、イキイキと暮らすうえで、パートナーの存在がとても大切になってくるのです。
もっとも、ここで重要なのはセックスという行為ではなく、「愛情を注ぐ対象がどれだけあるか」ということだと考えてください。
子供が独立してしまったら、お孫さんが新たな愛情の対象になるわけです。子供や孫がいない人は、ペットを愛情の対象にするのでも構いません。あるいは、仕事上の信頼できるパートナーの存在も大きいでしょう。
こうしたパートナーシップをうまく築くことができないという人は、本書の内容を参考にしながら、まず美容年齢を高めることから始めてください。
心と体が元気であっても、見かけが悪ければ、相手には魅力が伝わりません。自分でもあまり自信が持てないでしょう。
正しいやり方で美容年齢を高めていけば、精神年齢も肉体年齢も、そして良好なパートナーシップも、あとから必ずついてくるはずです。第五章「老い」にも「病気」にも意味がある！
「心のアンチエイジング」に必要なものより
女性の場合、異性の心を惹きつけるためにまず、ファッションやメイクの外見が変わることから自信を持つことができます。
「美に引寄せられる」ことはきっかけですが、「あなたに魅了（魅力）される」ことは最初に会った短い時間の中で、美しさのみならず、人への優しさ、相手や状況を理解しようとする知的さなど、相手にどれだけあなたの雰囲気（情報）が瞬時に伝わる場面が対面です。
好奇心や興味が共感、好感・好意に変わったりするのかは、初対面からでは未知数。未知数の可能性をチャンスにして、まずは気軽に美味しいものを食べに行くなどのアクションから、焦らずに起こせることからはじめてみましょう。
こちらは初デートと気合を入れていても、相手はデートという感覚より、友達感覚でちょっと食事に行こうかなレベルかもしれません。
相手の人柄を知ろうとする扉を開けることからその先にある感情へとつながり、さらに、初回の緊張感の中で相手を見ていたこととは違う部分も感じられるはずです。
感情のスタートラインは互いの違いを前提に、不安や焦りに襲われたり相手の恋愛感情値を探るようなことはしなくなるところからが、大人婚活への第一歩。
肝心な時に体調が悪かったら、相手の好意がうっとおしく感じられたりマイナスの思考に陥りがちです。食事の味がわからないようでは、同じテーブルにいるのに共感しづらい状況は、折角のチャンスを台無しにします。
健康なことは身体や心だけではなく、自分以外に優しくなれる余裕がうまれます。
人だけではなく自然や動物など、大袈裟かもしれませんが地球上にある全てが愛おしく慈しむ思いがあなたから溢れ、溢れんばかりの思いは雰囲気や表情、姿勢や心配りへと伝わり、思いがつながる一つです。
今から毎日見ている鏡に映る自分自身へ、微笑みかけてください。
最初は気恥ずかしさがあるかもしれませんが、誰も見ていませんので大丈夫。瞳の先にいる人に向けられた優しい表情や雰囲気がプラスされますよ。
あなたの良さや魅力を、あなた自身でも引き出せることを忘れずに。
