婚活デートの振り幅から、心の振れ幅を感じよう。@上野「東照宮第一売店」
オシャレデートは都心や夜景など思い浮かべますが、あえて外したデートがあります。
毎回、洒落た店や場所でのデートでは、シチュエーションに酔うことも少なくありません。
最初は相手の好きそうな場所を選び、デートや食事を重ねても、相手はデートで憧れている場所に連れて行ってほしいのではないかという疑問を持ってしまった様子。
「これ以上は無理」とも思ったとのことです。
デートプランを考えても、それが当たり前に思われてしまうこともあるとの相談がありました。
相手に対していい人、素敵な人と思われたい表れです。
人に好かれようとするのは、別に悪いことではありません。
相手の嬉しい笑顔をみたいだけでなく本当に相手を知って共感したいのなら、意見が違った時にどのような感情が芽生え、お互いにどのような方向で話ができるかは大切なこと。意見が違うことをケンカと思っていると、次第に自分の意見や感情を出さなくなってしまいます。
知り得るきっかけを、自ら打ち消さないことです。
エスコート振りをさらに求められたりマンネリ化などに陥ったり、
これ以上は無理と交際を辞めてしまう前に、デートの振り幅を加えてみましょう。
■デートは場所だけでなく、キーワードも広げよう
例えば、上野公園付近の食事なら会席料理「韻松亭」、鰻といえば「伊豆栄 梅川亭」、「龜屋 一睡亭」、洋食「黒船亭」、フレンチ「Caudalie」などネット検索でも様々なお店を見つけられます。
ここで「違う視点で食を楽しもう」と考えたとします。
上野動物園といえばパンダです。パンダをイメージしたスイーツや食事を探してみることで、食の幅も広がります。単に探すのではなく、行ってみたい、面白そうなど感情のアンテナを立てて検索してみてください。
上野のパンダでについて、見て味わってみたいものがあったら足を運んでみましょう。
一つに、上野東照宮の脇にレトロな売店「東照宮第一売店」にありました。
テレビなどでも取り上げられていたので、知っているかもしれないことは前提にあります。しかし、行ったことがないのなら誘いのチャンスです。
売店の前「上野こども遊園地」が見えます。
この辺りは昭和にタイムスリップした感じです。
店内にはメニューが貼りだされていて、撮影や取材で訪れた方々のサインが飾ってあります。
冷房ガンガンでなく扇風機を回し、自然の風が通り抜けます。
懐かしいと思う人もいるのではないでしょうか。珍しくドラマのセットのように感じる人もいるかもしれませんね。
ちなみに、上野東照宮の参道からも見えます。
ありそうでなかった「カレーそうめん」で有名ですが、夏季限定の「パンダそうめん」を注文しました。
「写真とってもいいですか?」と聞いたら、お店のかたが「アド街の薬丸さんが、こうおいたほうがパンダだよって教えてもらったのよ」とのこと。
取材慣れしているだけあって、汁と薬味の位置、泳いでしまったきゅうりの位置も直してくれました。
お店の人との会話も面白いものです。
パンダそうめん、なるほどです。
目はきゅうり。鼻はサクランボで、口はなると。
耳は汁と薬味。
たい焼きを頭から食べるか尻尾からか、割って食べるか話題になります。
では、パンダそうめんはどこから何から食べますか?
そうめんから食べるとこんな感じになりました。
パンダそうめんが夏の食卓に出てきて「あの頃はさ」なんて話ができる日が来るといいですね。
さらっと食べてしまったら、次は東京三大団子の一つ。
レトロつながりで大正ロマンを感じに「新鶯亭」に行ってみるのもレトロつながりです。行ったことがなければ、さらにチャンス到来!
行き先を決めたなら、様々な視点でデートプランを膨らませてみてください。
→ 江戸デートで、これを見ずして結構と言うなかれ。(上野東照宮:後編)
→ 上野の自然を感じながら、二人の時間を漕いでみよう。(不忍池編)
→ 上野の森でご縁結び散策をしよう。(五条天神社と花園稲荷神社編)
→ 不忍池を眺めながら、上野の縁側で一休み。(上野蓮見茶屋編)
→ 大人散策デートは上野恩賜公園で、動物たちと楽しもう。(上野動物園編)
→ 上野の森デート、隠れた老舗甘味処「新鶯亭」で一服しよう。