女性のみなさまへ@検診無料クーポン券配布
久しぶりに新聞(読売新聞)を目にしたのですが。
お気づきでしょうか?
女性のがん検診 無料クーポン配布
子宮頸がん、乳がん検診の無料クーポンを女性850万人に
配布すると5月頃に厚生労働省から発表がありました。
女性特有のがん検診に対する支援は216億。
「さて、来年はどうなるのかな」と思ってましたが、継続されることになりましたね。
女性の無料がん検診 来年度以降も継続へ 厚労省
厚生労働省は今年度から始めた子宮頸(けい)がんと乳がんの無料検診を、来年度以降も継続する方針を固めた。対象年齢が限定されているため、単年度事業では不公平が生じるとの意見が出ているためで、平成22年度予算概算要求に約210億円を盛り込む。
無料検診は検診の受診率アップの起爆剤として、がん対策の当初予算237億円と同程度の216億円を補正予算で組み込んだがん対策の目玉事業。
対象の女性約850万人に、各自治体からクーポン券と検診手帳が配られ、500~1500円程度かかる検診が無料となる。対象は「子宮がん」が20、25、30、35、40歳。「乳がん」が40、45、50、55、60歳。
6月26日に鳥取市が全国に先駆けて配布を始めたのを皮切りに、準備が整い次第、全国の各自治体でも始まる。
単年度事業として始まったが、対象年齢を5歳ずつ区切ったため、「最低5年は継続しないと不公平」などとの指摘が当初から寄せられていた。舛添要一厚労相も「良い制度は検証したうえで恒久化させていく努力をすべきだ」と継続の意向を示していた。
19年に閣議決定された「がん対策推進基本計画」では、がん検診の受診率を5年以内に50%とする目標を設定。しかし、両がんの19年の受診率は約20%で、他のがんと比べても低い。厚労省がん対策推進室は「がん治療には早期発見がとても有効。検診受診のきっかけになってもらえれば」と呼びかけている。
7月3日7時57分配信 産経新聞 より引用
検診は1度きりで、「はい。おしまい」ってものではないので、
(1度やっておけばいいと思っている人もいます)継続はいいと思います。
後、個人でも進んで検診へ行かれるスタンスができればいいのですが、
なかなか足を運べない産婦人科へ、一歩踏み込んでみるきっかけには
なるのではないかと思います。
検診は、病気予防ですもの。
具合が悪くて「検査」をするのではなく、「検診」です。
結婚をして子供のことを考えた時に…では遅すぎることもありますし、
実際に妊娠をきっかけに、ちょこっと検査をしてみたら
子宮頸(けい)がんが見つかったとか、
乳がんの疑いがありそう、、、などというケースはあります。 (実話として
身近でそのような病気になった人がいれば、
もっと真剣に女性の、あなたの身体を考えるでしょう。
今一度、しっかりと検診してくださいね。
検診クーポン対象者の方は、是非この機会に検診を!