映画「天のしずく」から、恵みの食を愛を育もう。

意識して出会っても、相手のことをどれだけ知ることができるのでしょうか?
はたまた、どのぐらい知ることができればいいのでしょう?

結婚を意識した出会いだからこそ、もう少し深い話もできるものでしょうが、それがなかなかできないと思われている人もいるのではないかと思います。
「こんなことを聞いたら、嫌われてしまうかも」と躊躇してしまったり「今、上手くいっているから」と、あえて先延ばしをするような時間を重ねてしまう。

言わないというか、伝えないことにははじまらないことがあります。
いつまでも、いい人やカッコつけたままではいられません。逆に、いい人や自分のイメージを壊したくないと思う人は自分を出すのが怖くなり「それなら素敵な自分を思い出してくれればいい」と思いあえて距離をつくることは、傷つきたくない自己防衛手段だったりします。

恋人同士なら演じる時間も限られていますが、結婚となるとそれは通用せず、恋愛のように楽しいことだけではなく様々な出来事に直面した時に、互いに乗り越えていこうとする意識があるのとないのとでは大違いだと思うのです。

初回のデートより、数回のデートを重ねてからの映画デートのほうがいいでしょう。
まずは、食事を囲んで語らうことで、互いの好みなどの交流がはじまります。

映画デートではメジャーな映画が定番ですが、互いの価値観や思いを知ることができるドキュメンタリー映画鑑賞はおすすめです。しかし、あくまでも互いの興味や趣味がある程度把握していること、2人で観たいと思う気持ちが一致していることが前提になります。

おすすめしたいドキュメンタリー映画「天のしずく」

映画「天のしずく」から、恵みの食を愛を育もう。

料理家・作家の辰巳芳子氏。
温かな汁物やスープが登場します。
一つのおわんから、栄養を季節を感じることができる食文化。

お父様の闘病生活時に飲み込めるスープを作り、今では「いのちのスープ」と言われ
ているスープの料理教室を開かれています。単なる料理教室ではなく、食から命について温かなスープを注ぐように、命の育みを後世へ伝える思いが多くの人へ注がれています。

食や命、命が育まれること、自国の食や支えてくれる農家の方々について等、食から伝わる感謝のリレー、辰巳芳子氏の一言一言が心に響きました。老若男女問わずご覧いただきたい作品です。

食について、どのような意識を持っていますか?

時間がないからとりあえず空腹をみたす、旬を感じる食卓を囲みたい等、各人のライフスタイルがあるかと思います。一方で、ジムやスポーツで健康維持をしているように、食からも自分自身を創ることになるのではないでしょうか。

食事は身体を心を、人を創ります。

今の食生活は?
結婚後、どのような食卓を囲みたいでしょうか?
食材の好き嫌い、アレルギーはありますか?
旬を大切にしていますか?

いつまでも元気で幸せに過ごせるようには、誰しもが願うことです。
ドキュメンタリー映画鑑賞後、互いの価値観等の交流ができるのではないでしょうか。

辰巳氏のスープはミキサーにザッとかけるのではなく、下ごしらえから丁寧に手をかけられています。時間をかければというものではなく、かきまぜ方ひとつにも愛情が込められています。

出会って相手のことがわかるまでと時間を長くかければ心も近づくものでもなく、一日一日がどのように積み重ねられているのかではないでしょうか。きっかけは、待っていたり与えられるだけではなく、きっかけをつくることで話すタイミングも上手く掴めるのではないかと思います。




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