大切な人の本音、知っていますか?「31年目の夫婦げんか」

「ケンカをしないほど仲がいい」ともいいます。
では、これまでケンカも一つのコミュニケーションのような感じでも会話をしていたけれど、ケンカさえしなくなったのはいつからでしょう?
結婚して数年しかり、付き合って数年、数か月でも倦怠期らしきものが、心身の症状にも現れてくる人もいます。

多かれ少なかれ、二人の間には二人で乗り越える壁のようなものがいくつもあるのではないでしょうか。年数が長ければ長いほどに円満になるような仕組みを、お互いにつくりあげてきたとも言えます。
どちらかの一方に不満があれば蓄積されたものはSOSとして届けられているのですが、気づくことができるかで今後の二人の関係も変わってきます。

大人のカップルに、婚活におすすめの映画「31年目の夫婦げんか」です。

大切な人の本音、知っていますか?「31年目の夫婦げんか」

子供の手が離れ、夫婦での暮らしになった熟年夫婦の物語。
淡々と過ぎていく日々、夫婦関係に悶々としていたケイ(メリル・ストリーブ)が渋々言っていた夫、アーノルド(トミー・リー・ジョーンズ)と「カップル集中カウンセリング」を受けるべく小さな町へ行きました。

夫婦の課題と自分の思いに向き合い、この夫婦が選んだことは何でしょうか。

独身で脚本家のヴァネッサ・テイラは、結婚について以前から疑問に思っていたことが、この脚本を書くきっかけになったとのことです。

互いの関係を取り戻すとは言いますが、最初の頃とは違う位置からのスタートではないでしょうか。これまで積み重ねてきたことはゼロではなく、喜怒哀楽を共にしてきた二人の足跡です。

欧米ではポピュラーな「バウ・リニューアル」は、新たに愛を誓い合うセレモニー。
日本では、結婚25周年に銀婚式のように節目に祝う形があります。爽やかな風が通るよう、二人の関係を風通しよくする意味でイベントを活用してみるのもありです。

■結婚に、第三者は必要か

恋愛結婚時、二人を知っている友人であったりと第三者がいるケースもありますが、ほぼ二人の間で交わされることが多いものです。
見合結婚時では、互いのカウンセラーのかたや仲人さんの第三者がいることで、感情的より「何を伝えるか」「何を感じているのか」を具体的に自分や相手に対して示していくようになります。

視点を変えてみれば、お見合からの出会いは「プチカップルカウンセリング」の場とも言えるのではないでしょうか。第三者のいる結婚相談所を活用してみることも一つです。

カウンセラーのかたや仲人さんとの相性はあります。ただし、好き嫌いの感情論で決めないことです。怒り心頭で熱くなっていたり落ち込んでいる感情の起伏時、客観的に「何を考え、伝えてくれているのか」ではと思います。
登録時と登録後にカウンセリングをする人が違う場合もあるそうです。ご登録される相談所へお問い合わせください。

■デリケートだからこその話

この映画は、夫婦関係の核心でもあるデリケートな性について触れています。

すでにご存じかと思いますが結婚相談所での婚活は、トラブル回避等からも結婚相談所団体の規約により男女の性関係はNGとしています。
身体的の関係から入る恋愛を求めている人は、結婚相談所での婚活は正直、不向きです。

互いの思いがあってこそ話題になるのか、二人の関係より子供ありきなのかによっても、印象は違います。精神的な結びつきから、相手が何かを考え、伝えあい、語り合うことで芽生えていく思いがあります。その中で、子供という話題になれば必然的にセックスの話にもなるでしょう。
単なる下心で話をしているのか、男女の営みを生命の営みとして真面目に話をしているのかをしっかり感じ取ってください。下品にしつこく聞いてきたり、相手の態度から意図がわからなくて悩み抱え込む前に、仲人さんやカウンセラーさんへ相談してください。

時としてガス抜きは、必要です。
知らない場所でのガス抜きもありますが、本音は相手に伝えたいことなのではないでしょうか。言葉を呑みこんで丸く収まったとしても、引きずっているなら抑え込んでいるいるにすぎません。この手の映画を一緒に観る課題は、セルフカップルセラピーに一役買っていると言えます。

肝心な話ができる相手なのかどうか。
小さな日々の積み重ねを大切に、大きな愛へと育んでくださいね。




  1. みか

    「それがあなたの最大の努力なの?」と問いかけられたシーンが印象的。相手への感謝やリスペクトを忘れずにいることは難しいけど、夫婦円満には欠かせないことを再認識👫💓

コメント


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