婚活映画談議から相手の想いを知ろう。「アナと雪の女王」
好きなジャンルや俳優であったりDVDになってから観よう等、映画を選択している人も多いのではないでしょうか。
迫力のある大画面や音響は映画館でしか味わえないので、3Dやミュージカル系は劇場鑑賞がおすすめです。
さて、3月14日から公開し世界的に大ヒットしている映画「アナと雪の女王」。
「アナと雪の女王」は、アンデルセン童話の「雪の女王」にインスピレーションを感じて製作された作品です。
上映当初は、2D版と数か所の字幕3D版でした。
4月26日から3D日本語吹替版上映の劇場が多くなり2D・3Dの日本語吹替え版、2D・3Dの字幕版と組合せでも楽しめます。
アニメとなれば絵のタッチの好みもありますが、映像が美しく驚きました。
ディズニー映画は、子供向けだけではなく親も楽しめるような内容です。大人が鑑賞しても違和感はありません。
ハンス王子とクリストフのキャラクターから男性の想いも描かれているので、女性だけでなく男性にもおすすめです。
■ありのままって!?
ここではあらすじは控えますが、抜粋した名場面から婚活に置き換えてお伝えします。
アレンデール王国の長女エルサは、落ち着きのある慎重派、妹のアナは明るく楽観的と対象的な姉妹です。
アナは、エルサの戴冠式に招かれた他国のハンス王子と出会って、すぐ恋に落ちました。その日に結婚の約束をし、エルサへ報告したものの猛反対。
しかも、これまで隠していたエルサの魔力は怒りで制御できず、氷の世界に変えてしまいました。もう魔力を隠すことなくそのままで、ありのままでいようと心情を歌います。
アナは外の世界や恋愛を夢見ている恋愛妄想が暴走し、エルサは感情が魔力を暴走させてしまいました。
アナのように恋に恋焦がれている人は、婚活では迷走しがちで疲れてしまう傾向があります。結婚詐欺に出会っても、恋心に浸って運命の人と思い込んでしまう「恋は盲目」とはよく言ったものです。
「恋愛妄想」は女性ホルモンの分泌を高め、フェロモン引き出す手助けとしては最強です。備わっているパワーをよりよい方向で活かせるように考えるて行動することは、一歩先行く婚活です。
エルサのように真面目で周囲に心配をかけさせたくない人は、和を保とうとします。
しかし、怒りや耐えられなくなったときの勢いは凄まじいものです。
その姿を見せて相手や周囲から嫌われるのではと、躊躇しつつ相手の出かたを見たり、駆け引きをしていてはいつかは紐は切れてしまいます。
「あるがまま」は、心をオープンさせ自分自身を肯定します。ただし、自分のことだけでなく、相手のことも受けお互い様だと思えた時にこそ、運命の輪が動き出すのです。
自分をコントロールすることはできますが、相手をコントロールすることはできません。
愛おしさなどの「愛」からか、自分の思い通りにしたい「エゴ」からなのか、根源を知っているのは自分自身です。
描かれたストーリーやキャラクターから何を思ったのかなど、映画談議に花を咲かせてみましょう。
■誰しもが持ってる魔法
「自分の中の話題作」についてなら語れますが、婚活での話題作りとして観るなら、世間の話題作鑑賞もアリです。
感想などを交え伝わるように話を組み立てつつ、次のデートへつなげるアプローチにしてもいいでしょう。
デート相談での話です。
ディズニー好きの彼女と知り「ディズニーランドでデートすれば、間違えなし！」と意気込んでデートをしたのに撃沈でした。
なぜでしょうか？
待ち時間がコミュニケーションを深めるチャンスなのに、裏目に出たようです。
一緒に楽しもうとする素振りもない態度に気持ちも冷めてしまったり、連れて行けば何とかなると思う浅はかさは、隠していても雰囲気から伝わります。目の前に見えるものの質問や話題では間が持たないというより、内容が薄く場当たり的に感じたのでしょう。
色々と質問したり聞いたりすることは、興味を示している証として伝わります。
さらに、自分にない視点を持って楽しもうと思う人は、思考の幅を広げることができるでしょう。わからない、知らないのであれば教えてもらえばいい話です。
心の距離も縮まり深まることへの期待感もあれば、不安からの恐さが入り混じる頃。
進んでみたことで、自分の気持ちに気づくこともあります。婚活であれば、もう少し掘り下げてもいいはずです。
心の距離感の縮め方は人それぞれですが、平行線から脱却するには一歩を踏み込む勇気ある決意に他なりません。
エルサの持つ魔法のように人は、相手の心を凍らせることも、氷の破片で傷つけることもできます。自らを魔法にかけて、身動きできないようにする人もいます。
もし、相手が閉ざした部分を感じるなら、できることを考えてみましょう。氷のような心を溶かせるのは本人ですが、手渡せる何かはその想い中にあるはずです。
難しく考えず、映画談議は談笑そのもの。
エンターテインメントも一緒に楽しもう！
●『アナと雪の女王』特別映像：「Let It Go」/イディナ・メンゼル
日本語吹替えバージョンと比べてみるのも、映画鑑賞の醍醐味です。
