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映画「おくりびと」

第81回アカデミー賞、外国語映画賞を受賞!
おめでとうございます。

20090224_okuribito
おくりびと 

2008年9月に公開した映画、劇場で見ました。

鶏を食べるシーン。にしても
何気ない日常のひとコマだけに、「いただきます」の意味を
感じたり。
騒々しさはなく、とても淡々としている中、
コミカルなテンポもあって温かい映画でした。

 

これまで、いろいろな人の死を感じているだけに、
私の中にも過ぎることがあっただけにコラムできずにいました。が、
ここに少し記しておきたいと思います。

まず。

死というものを、人はどれだけ意識しているのでしょうか。

 

生まれてきた日から数えて、
必ず来るべき日でもあります。

生きているから、あまりふれたくない話題だと思うのでしょう。
正直、心のどこかで。

幽体離脱とか、いろいろな体験もあると思いますけど、
この世で目に見える形の肉体から離れること。
死ぬという体験は、生きている上ではできるものではなくて、
人生における最後の体験です。

触れることや、話すこと、喜怒哀楽を感じていることなど、
肉体からも伝わる感覚は、生きているからなせる業。

 

死を意識すると、時間について考えるようになります。

だから
「どれぐらい生きられるのだろう」よりか
「この間を、どう生きたいと思うのか」で考えて欲しいと思います。

このように書くと、かなり荷が重いと感じるでしょうが、
結婚って決意でもあるからです。

 

あなたと生活を一にする

病気の時も、どんなときも共に 

…と契りを交わすのですが、怖気ずくことはありません。
あなたが決めたことは、あなたの価値。

 

誰かと比べた生き方ではなく、
あなたの生き方を、互いにある価値を、
話し合って、わかりあう形であっていただきたい。

死生観にもちょっと触れていただけたらと、
カーネギーメロン大学のランディ・パウシュ教授の
本や言葉
から、映画から「最高の人生の見つけ方」をと、
ブログコラムに。

また、過去のブログコラムにも結婚を意識している今だから、
二人で歩むスタンスをしっかりとあなたの中にも
根ざして欲しいと、生死についていろいろと綴っていました。

お時間がある時にでも、覗いてみてくださいね。

 

冠婚葬祭。
映画「おくりびと」は葬の儀です。

誰かが、やらなければならない仕事があります。
誰かが、引き受けてくださった仕事があります。
その人がいてくれるからこそ。

 

私事ですが職業に対する、偏見ってあると思った
ことがありました。

「結婚相談所って悪徳っぽいし、
人を騙してお金をとっているんでしょ?」

真面目に取り組んでいてもそんな視線を、
残念ながら投げかけられましたが、
今では、少し風向きは変わってきたかのように感じています。
認識していただくまでには、それなりの時間はかかりますし、
忍耐も必要ですものね。

実際、話に夢中になって、ご本人は私が近くにいたことに
気づかなかったのでしょうね。
他の人が私にハッと気づいて、バツが悪いように
立ち去っていかれました。

 

そこでの教えは、「壁に耳あり、障子に目あり

 

立ち振る舞いや会話に冷たさよりも、
温かさを込めいきたいと思います。

 

さて。
アカデミー受賞は映画作品の評価ですが、
この映画からは、日本文化、風習を感じることができますよ。

日本という場所。

日本文化への誇り。

日本伝統への敬意。

そして私たち日本人が、すでに持ちあわせている美徳。

 

今、世の中はバタバタっとしていますが、ここでもう一度。
この日本の素晴らしさを褒め称えてみては。

そして、呼吸ができること。
何も考えなくても、機能している人体ってすごいことなんですよね。

だとしたら、ため息を吐き出す時に、
この人体すべてに思いも駆け巡っている。とすれば、
普段、どんなため息を、呼吸をしているのでしょう。

ホッと一息感じたり、愛しい甘い吐息のような。
愛、感謝という名のエネルギーからなる、温かな交流を、
人体の電流にして駆け巡らせたいものです。

 

素晴らしい映画に、深い感謝と敬意を込めて。




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