21話  映画「チャーリーとチョコレート工場」から考える恋愛論

ども。趣味は映画鑑賞の栗林です。

「マーズ・アタック」もかなり好きだけど「ビッグ・フィッシュ」から伝わるティム・バートン監督の独特なファンタジー感がたまらなく、奥深さのある監督作品なのでコーヒー片手に劇場へ行きました。
前回のチョコレート作品「ショコラ」に出演したジョニー・デップ、今回もいい味出してます。

もうご覧になりましたか?

映画「チャーリーとチョコレート工場」

『チャーリーとチョコレート工場』

チャーリーの家の側にある大きなチョコレート工場。
ある日従業員になりすましたスパイにレシピを盗まれ、これまでの従業員を解散し工場の扉を閉めてから15年も門は閉ざされたままだけど、世界中大ヒットしたチョコレートは毎日出荷。

この謎の工場へ初めて工場見学を許可されたのは、チョコレートの包みの中に入っているゴールデン・チケットを手にする5人の子供達と付添い1人だけ。
さて、どのような工場見学となるのか…というお話です。

チョコレートの香りと甘さにとろけてしまいますが、恋愛と結婚をチョコレートに例えたら…
恋愛は「ホワイトミルクチョコレート」
苦味のあるカカオマスではなく主原料はココアバター。
甘さを感じたいのであればこちらをどうぞ。

結婚は「ビターチョコレート」カカオマスが40~60%のチョコレートだから、甘さの中にもほろ苦さ。

人生甘くないから、ちょっと疲れ(苦味)を感じた時にチョコレートを一口。
ちょっと幸せを感じる…この積み重ねなんだろう。
さて、ゴールデン・チケットを手に入れた子供達が、大人になったらどんな恋愛をするのかを勝手にシュミレーション。

☆ベルーカ・ソルト…「あれが欲しい」「これが欲しい」と親にせがみ全てを手に入れないと気がすまない。
裕福な家庭なこともあって、父親が可愛い娘のためならとの思いなのか?
従業員も総動員させてまで買い与えるバカ親。
お金があれば何でも解決、欲しいものは全て手に入ると思い込んでいる。
ワガママ娘には男性はついて行けない。
財力がある人と結婚しても破綻したらどうなることやら。

☆バイオレット・ボレガード…闘争心むき出しの自分大好き、名誉好き。
どんな時でもガムを噛み続ける。
人と話をする時には噛むことをやめましょうね。
236個のトロフィーがあるってどんな賞を取ったのか疑問だけど、賞好きな子供とマネージャーの母親。
親子共々自信過剰。勝つこと我が命な気持ちを別の面で活かせば、かなりのやり手になるだろうけどワンマンだけに誰もついてこれなさそう。

☆マーク・ティービー…俺は頭がいいと豪語するゲーム好き。
ゴールデン・チケットを入手するのは別にチョコレートが好きってことではなく、自分の知的レベルを試したに過ぎない。
「世の中バカばかりだ」と思っているのか、人とコミュニケーションよりも
TVやゲームの方が楽しいと思っている子供だけに、眉間にシワを寄せて人を寄せつけない大人になりそう。キレやすいタイプらしく、自分の気に障ることがあったら爆発(暴力)。

 

☆オーガスタス・グループ…チョコレートはもちろん、食いしん坊バンザイ。
食事は大切。ガツガツ食べテーブルや服を汚すような人と、食を楽しみながら会話をする人のどちらがいい?
食事を作って元気モリモリ食べてもらえたら嬉しいけれども、これが続くとなるとエンゲル係数(家計の消費支出に占める食料費の割合)は高すぎます。

☆チャーリー・バケット…貧しい家庭だけれど、愛情をたくさん注がれている子供。
日々の生活は苦しいけれど、おじいちゃん、おばあちゃん、両親のことを大切に想う素朴な子供。
物の大切さ、家族の大切さ、お金の大切さ等を知っている彼は、人一倍働き、人一倍家族を大切にするでしょうね。

『恋愛は経験値』と思っている以外にも恋愛・結婚における要因は子供時代に隠されている。
最初は目の前にいる師(親等)から教わるわけで、子供ながらもちゃんと
見ていたはずだし、言葉には出さなくても気がついていたことはあったのではと私は思います。

家族について、両親はケンカばかりしていた、何でも買い与えられていた、暴力が絶えなかった等。
遊びについて、皆で集まって校庭で遊んでいた、すぐに塾へ向かっていたので遊んだことがない、友達関係って面倒だしゲームばかりやっていた等。
怒られ方についても、理由も聞かずに頭ごなしに怒られていた、怒られたことは滅多にない等。

この映画、子育て真っ最中の人にも心に響くでしょうし「子供の頃の自分からメッセージを聞くことも必要」と工場主であるウィリー・ウォンカーから伝わってきます。

これらのメッセージをどう感じるかは人それぞれですが、心の硬さをほぐすようにホットチョコレート等で温かく過ごしながら自分の中にいる子供と会話をしてみてはいかが?

1つ、この秋オススメの映画をご紹介。
10/1~東劇にて公開される 『理想の恋人.com』

確かになるのは、相手を見る目。危うくなるのは、出会う確率。
R-35の恋。
だから出会える-理想の恋人
(キャッチコピーより)

一歩がなかなか踏み出せないからお節介ながらも幸せを願って、後押ししてくる人がいるから出来ることもあるでしょ?

主人公・サラにダブらせて「これまでの恋人」と「これからの恋人」を考える(想う)素敵な大人時間。
「全てが映画のように行くわけないし」とあきらめることよりも、人が創りあげた中には必ずヒントがあるはず…と言えるのは、ストーリーだけでなく作り手の想いもたくさん詰まっているからだと私は思います。

人生という舞台の主人公は自分。

ではまた。

・理想の恋人.com




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