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映画「僕が結婚を決めたワケ」

婚活力おすすめ映画「僕が結婚を決めたワケ」

婚活中の人や彼からのプロポーズを待っている人からすると、「僕が結婚を決めたワケ」邦題は解決策を示してくれるような感じがしますが、原題は「The Dilemma」ジレンマです。
どちらかといえば、原題のほうがしっくりくる内容かと思います。

自動車のデザイン会社経営、独身40歳のロニー(ヴィンス・ヴォーン)とエンジニアのニック(ケヴィン・ジェームズ)は大学時代からの親友です。
ロニーが理想とするニック夫婦ですが、ある時ニックの妻ジェニーヴァ(ウィノナ・ライダー)の浮気現場を目撃してしまいます。
そこで、彼は親友に言うべきか言わざるべきか悩みます。
ビジネスパートナーでもあり顔を合わせることから、言い出したくてもなかなかいえないもどかしさの裏に、彼らが一世一代の大チャンスな仕事の試練時でもあるから余計な心配をかけさせたくない友人心です。

夫婦には夫婦にしかわからない問題とばかりに蓋をしていた思いがあるようですが、ロニーは首を突っ込んでしまい、妻の言い分を聞いてしまった彼は、彼女の言い分が正しいのかどうかを検証すべく親友の行動を把握したことで、ある事実を知ることになります。

夫婦だからこそ、全てを共有しなければならないのかといえば一概には言えず、隠し持ちながら関係を維持している人も少なからずいるはずでしょう。
これは親友夫婦の考え方であり、彼からするともどかしさを感じているようです。

ロニーはジェニーヴァから紹介された彼女ベス(ジェニファー・コネリー)との関係には満足していますが、親友の夫婦関係を目の当たりにしたことで結婚や夫婦に疑問を感じるようになります。
疑問を投げかけるように、感情のコントロールや話す場面を考えたほうがいいと思うことがありますが、感情が高ぶると突っ走ってしまう人は思い当たることもあるかと思います。

親友夫婦の関係については映画とはいえ現実的にあり得る結論でしたが、何を大切にしているのか、夫婦関係はどのように築いていきたいのか、思いがはっきりとしたことは彼が彼女と結婚を決めた理由です。

その間には、彼女なりに彼に気遣っていたこともあり、彼女なりにはっきりと伝えられたことで関係性が明確になったことでもあります。

さて、夫婦の関係において他人が立ち入ることができない領域がありますが、あえて第三者が介入することで冷静に話し合える場面はつくられます。

真実を明らかにすることは、最悪の状況として誰かとの関係が崩れていくことでもあります。
友達だからとか、夫婦だからわかってくれるはずという思いはあなたの解釈にしかすぎず、良かれと思い相手の気持ちに配慮したことが、相手の本心と一致するともかぎりません。

思い出に変われたり薄らいでいく時の重ねかたがあります。しかし、どこかに思いが強く残っていたのなら思い出が色褪せることなく、今でも鮮やかなのでしょう。すでに遠くへ忘れさられた記憶だと思っていても、その思いは同じではないかもしれません。

秘密にしておきたいことについて、残酷な沈黙としますか?
それとも、優しい嘘をつきますか?

お見合いからの出会いは、月日を数年重ねるような交際期間ではありません。
言い出しにくいことを後回しにしてしまうのではなく、結婚を考えている見合いだからこそ、早めに伝えて相手の気持ちを伺います。

相手が受け止めがたいと思えばご縁がなかったことになり、そんなことは全く問題ないと受け止められた先は、よりよい関係を創りだしていける2人になることでしょう。

ニュアンスの取り違えから誤解を生じさせることの無いように、誤解があったとしても互いに解決へ向かうような間柄をきずきあげたいものです。




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