映画「ソーシャル・ネットワーク」

婚活おすすめ映画「ソーシャル・ネットワーク」

映画「ソーシャル・ネットワーク」は実話を基にしたフィクションです。第68回ゴールデン・グローブ賞の作品賞(ドラマ)、監督賞、脚本賞、作曲賞を獲得しました。

Facebookが誕生するまでのサクセスストーリーとは言いがたく、息つく暇も無いほどのスピード感、大きくなればなるほど人の渦や感情、欲望、嫉妬も比例していくような人間ドラマだと言えます。

個人的には身をもって体験したことからこの手の話は割愛しますが、小規模なことが世に知られるようになると関わる人たちも増えていくことによって、今まで経験したことのない時代のうねりや感情などの坩堝が大きくなっていくものです。

大きなことを成し遂げようとする中で主人公のマークがクールに見える反面、アスペルガー的な特性も含まれているようにも思えた個人的な感想です。大人の発達障害の一つでもあるアスペルガー症候群を知ってから観ると、また違った感想になるかと思います。症状や人物を決めつけてしまうことではなく、大人の発達障害について関心を持つ機会になればと思ったまでの話ですので、誤解なきようお願いします。

予告編で使用されたScala & Kolacny Brothersが歌うレディオヘッド「Creep」のカバーは、本編の彼女との会話からして納得の素晴しい選曲です。
是非「Creep」の歌詞を読んで、本編とのつながりを感じてください。

さて、無茶振りかもしれませんが、この映画から「男と女の関係性」について考えてみようと思います。(以下、ネタバレな部分があります。)

冒頭のシーンで、マークはエリカ(彼女)から再三再四話が噛み合わない場面はあったはずでしょうが、彼女はついに堪忍袋の緒が切れてしまったようです。
「あなたはオタクだからモテないんじゃなくて、性格が悪いからモテないのよ」と言われてしまいました。

映画でのSNS(ソーシャル・ネットワークキング・サービス)は誰が何を書いたのか実名なのでわかるような仕組みです。
誰に迷惑がかかるか、どのような人も閲覧しているのか等を優秀と言われる人ならわかりそうなことなのに、彼は怒りに満ちた感情を抑えられず、ネット上に彼女の悪口を書いてしまいます。
彼女のことを傷つけたとは、思ってもいないのでしょう。
マークは何が悪くて彼女が、仲間が怒っているのかがわからないようです。

相手の気持ちを汲み取ることや、察するようなことが苦手なタイプだと思われます。

後に、仲間との気持ちのズレと溝ができてしまうことになるのですが、全てにおいて彼が意図だったとしたら知能犯的な人物です。
しかし、冒頭のシーンや様々な場面で感情移入することが苦手な様子がうかがえます。

例えば、マークが借りていた家へ訪ねてきたショーンと女性に冷蔵庫からビールを投げて渡すシーンがあります。ショーンは投げられたビールをキャッチして蓋を栓抜きなしで開け飲みましたが一方の女性は、投げられると思っていなかったのかキャッチできず、ビールは壁に叩きつけられことになりました。

次に渡すなら、あなたならどうしますか?

「驚かせてごめんね」とビールを手渡しでと思いますが、マークは再び投げて渡したことでビール瓶が割れてしまいました。

相手が何を望んでいるのか、どのように接して欲しいのかが、わからない人はいます。
空気が読めないということも、あげられるのかもしれません。

相手が自分のイメージに添わない行動や言動について否定的感情がこみ上げ、怒りに変わるようであれば要注意です。
相手が要注意人物ではなく、あなたの感情のふり幅について注意深く感じてください。

互いの価値観等、多様性を受け入れることによって、ストレスとして捉えずに緩和されることになります。

真剣に理解をしながら頭の中で話を整理したり質問することは、話すよりも聴くほうがエネルギーを必要とします。我慢に使っていたエネルギーを、理解を示す思考のエネルギーへ変容させてみることをおすすめします。

相手からの話題に答えているだけでは、会話をしていることよりも面談です。積極的になることは単にお喋りになれということではなく、聴く姿勢も会話には含まれていることを覚えておいてください。

互いに大切な存在として、最大の理解者であろうとすることは、2人のかたちを創り出すことなのかもしれません。

諦めることは失ったことではなく、何もしなかったことです。
失った数だけを数ることなく今、手にしたいものがあるならば掴みとってください。
だからと言って、諦めたことは当時の状況により、あなたがベストな選択をしてきたことだと思います。本当に、ここまで頑張ってこられたのではないでしょうか。もう少し肩の力を抜いてもいいかもしれませんよ。

人生は選択の連続です。
新たに動き出したあなたを、応援します。




コメント


婚活恋活ミニ本棚


結婚相談室パ・ド・ドゥ婚活ツイッター


パ・ド・ドゥプレゼンツ






ページの先頭へ