映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」

結婚、仕事、家庭、育児等、女性は様々な場面で選択をします。特に結婚を意識した時に描くこと、結婚後に描くことと立ち位置も変われば描くものも変わっていくことは自然なことです。

婚活でおすすめしたい映画、「マンマ・ミーア!」のフィリダ・ロイド監督と再びタッグを組みメリル・ストリープが3度目のオスカーを手にした、第84回アカデミー賞主演女優賞作「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(原題:The Iron Lady)

挫折や悔しいことなどの様々な困難を乗り越えたサッチャー元首相の物語ですが、心から支えてくれた一つの夫婦の形なる映画だとも言えます。男性もパワーある姿勢や、自分を変えるヒントにおすすめです。

オックスフォード大学を卒業し熱い思いを秘め政治家を目指しますが、保守党から下院議員選挙に立候補するも落選。後にデニスと結婚します。結婚について交わされる場面でサッチャーは家庭人を目指すのではなく、自分が「どう生きたいのか」をストレートに伝えています。政治を目指し世界を変えたいと、常に考えていたことだからでしょう。

結婚後、双子の子供を授かり再び政治の世界へと入っていきました。下院議員から教育科学相を務めるまでになりますが、思いを実現させるためにはトップへの揺さぶりとばかりに保守党党首選挙へ立候補をします。

しかし、立候補するにあたり信念はそのままにして、自分を変えることにしました。サッチャーの甲高い声はヒステリックな女性の声に聞こえ、帽子は政治家ではなく奥様のような出で立ちです。そこで、声のトーンを低く威厳あるスタイルへとイメージチェンジをした結果、当選し女性初の保守党党首となり、女性初の英国首相とトップへの階段をかけあがりました。

結婚、育児と母としての思いを持ちつつ、政治の世界に身を置き様々な決断をする強さは、行動力と信念の賜物です。後については、映画をご覧ください。

自分を変えるとなると、全てを変え自分磨きをすることと勘違いをしている人もいますが、誰かに与える「印象」と「信念」とは別物です。

何かを伝えようとしても、相手が耳を傾けてくれるようでなければ伝えることはできません。変えることは「相手に合わせること」と考えますが、相手に誤解されているような部分を軌道修正を試みることは「実行しよう」とする自発的な行動へ移す力になります。

結婚をきっかけに人生をより考察する「婚活期」。
自分との向き合いかたから、仕事のステップアップを目指したい思い、自分の家族を持ちたい思い等で、心から望んでいる人生を描くだけではなくどのような方向へ一歩を踏み出すか、踏み出したいかを問い、自らの答えを導き出す時期です。

映画では「あなたは幸せだった?」と、亡きデニスに問う場面があります。
誰かの支えに、誰かのために。
共に生きるということは、あなたにとってどのようなことですか?

「何を感じているのか」気持ちも大切ですが、「何を考えているのか」考えたことを行動に移し実現させていくスタンスから、選択とタイミングが重なり人生が大きく動きだすことでしょう。

不一致があれば、私たちは調和をもたらしたい。
誤りがあれば、私たちは真実をもたらしたい。
疑問があれば、私たちは信頼をもたらしたい。
絶望があれば、私たちは希望をもたらしたい。

マーガレット・サッチャー




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